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記事全文を読む→事件と揉め事を連発する撮り鉄「危険人物率」はオタク界でどれほどのランクか
近年、いわゆる「撮り鉄」が起こした事件が頻繁に報じられている。
今年3月、撮り鉄の男性が深夜、富士川駅(静岡県)構内に侵入して逮捕された。2月には宗谷線(北海道)の線路内に、雪が積み上げられているのが発見された。雪を吹き飛ばす写真を撮ろうとした、撮り鉄の仕業と考えられる。
昨年11月には横浜駅(神奈川県)に撮り鉄が集まり、駅員と言い争いになった。事件にこそ発展しなかったものの、昨年10月には通常は時刻を明かさないドクターイエローが、おおよその時間を明らかにして運行した際に、多くの撮り鉄が線路脇や駅に詰めかけた。
この他にも、撮り鉄が起こした事件は枚挙にいとまがない。
こうしたニュースを見ていると、撮り鉄には危険人物が多いのではないかと思えてくるが、実際はどうなのか。オタク事情に詳しいジャーナリストによると、
「撮り鉄の一部に危険な考え方の人がいるのは、間違いありません。いい写真を撮るためなら法律に触れてもいい、というタイプで、平気で線路内や私有地に立ち入ったり、他の撮影者と揉め事を起こします。ただ、そんな人物がやたら多いのかというと、そうではないように感じます。危険人物がいる率は、他のオタク業界より低いかもしれません」
その理由として指摘されるのは、撮り鉄の歴史が他のオタク業界よりも長く、撮る際のルールができているからだという。ジャーナリストが続ける。
「先輩がルールやマナーを新米に教える文化がありますね。トラブルを起こせば撮影できなくなり、遊び場を自らなくしてしまうことを、よく知っています」
それではなぜ撮り鉄の暴挙が、たびたび報じられるのか。
「撮り鉄の事件はビューを稼げるので、ネットニュースが探して報じている、という事情があります。最も大きな理由は、事件を起こす場所に高性能のカメラが大量にあり、撮影されてしまうことが多いからです。鮮明な映像がSNSにアップされ、それが報じられてしまうわけですね。他の業界では事件が撮影されることは少ないので、報道は多くないんです」(前出・ジャーナリスト)
とはいえ、撮り鉄が問題を起こしているのは事実。さらに自らを厳しく律することが求められている。
(海野久泰)
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