スポーツ

藤川球児VS新井貴浩「遺恨はまだ消えていない」広島首脳陣がせせら笑った

 阪神、藤川球児監督と広島・新井貴浩監督の「大遺恨劇」はこの先、どんな結末を迎えるのか。

 5月16日、17日の試合前の様子を見て、オヤッと思ったことだろう。両監督がメンバー交換で目を合わせないという異常事態が発生したのだ。カード最終日の18日にようやく目線を合わせて握手、緊張が和らいだかに見えたが…。

 発端は警告試合となった4月20日の対戦だった。広島の新人投手が阪神・坂本誠志郎に頭部死球を与えると、激高した藤川監督がベンチを飛び出し、三塁ベンチに向かって挑発。一触即発の乱闘騒ぎになった。セ・リーグ球団関係者が「その後」の様子を明かす。

「5月18日の試合前にとあるOBから『見苦しい行為をするな。試合前にはしっかり挨拶くらいしろ』と注意が入り、両監督ともいやいや目を合わせて握手した、というのが真相のようです。まだ遺恨は続いている。騒動幕引きとはなっていませんね」

 その5月18日の試合後、新井監督はこう言っている。

「チームを預かる者として、また年長者として、腹に据えかねるものがあった。外の変化球がすっぽ抜けてしまったので、そこについて謝罪はしていた」

 目を合わせない理由を丁寧に語ったものだが、藤川監督は対照的で、

「ここでお話しすることではないし、それが質問に上がること自体、会見としてはふさわしくない」

 と口を閉ざした。

「広島サイドの首脳陣は『球児はメディアの質問からも逃げ回っているのか』とせせら笑っていました。新井監督とは違って、自らの行為を説明しない態度に、各方面から疑問が投げかけられています」(スポーツ紙デスク)

 監督同士がヒートアップしている阪神VS広島から、しばらく目が離せないのである。

(佐藤実)

カテゴリー: スポーツ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
横浜F・マリノス「J2降格まっしぐら」の元凶は「実績ゼロの無能監督」を送り込む「大株主CFG」
2
江戸時代の「家政婦は見た!」将軍のシモの処理をする「大奥の女中」のスパイ活動
3
フィギュアスケート織田信成「モラハラ告発裁判」で大泣き敗訴/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
4
宮城野親方(元白鵬)が「電撃退職」する意外な理由/五月場所を10倍楽しむ「大相撲覆面座談会」(2)
5
前園真聖「タクシー泥酔暴行逮捕」を語る!「いまだ酒を1滴も飲んでいない」は本当か