例えば、こんな場面を想像してほしい。休日の昼下がり、渋滞を避けようと、カーナビが案内した田畑の間の脇道へ入る。一般に使われている道で、車同士がすれ違える程度の幅はある。だが速度を指定する標識や標示、中央線、車両通行帯はなく、中央分離帯や柵も...
記事全文を読む→「令和の大横綱」を目指す大の里に立ちはだかる「付け人経験不足」と「大卒問題」
第75代横綱になる大の里に対し、早くも「注文」がついている。ベテランの相撲記者は、こんな憂いの声を上げるのだ。
「力量的には横綱を張る力は十分にあります。でも横綱に求められるのは、それだけではない。日下開山たるもの、心技体すべてが全力士の手本にならなくてはならない。朝青龍や白鵬は強かったのですが、しばしば品格面での未熟さを指摘された。現段階ではそんな心配が付きまといますね。調子に乗らせてはダメでしょう」
いや、なにも大の里の素行や性格が問題になっているわけではない。このベテラン相撲記者は、
「早すぎる出世がマイナスになるかもしれない」
と話し、こう続けるのだった。
「幕下10枚目格でデビューし、十両にはわずか2場所で上がっている。つまり、ほとんど付け人としての仕事をしていないんです。通常の力士は前相撲からデビューして序の口、序二段と上がって、関取を目指す。その過程で相撲だけでなく、角界のしきたりを覚えていくわけですが、大の里にはそれがない。しかもわずか2年で横綱。そこが不安です」
大卒出身の横綱という点も、マイナス要素になりかねないという。ある親方は、
「大学出の横綱はこれまで輪島しかおらず、大の里が2人目。大卒力士は人によって稽古とは言わず、練習と言ったり。確かに言葉だけかもしれないが、それに顔をしかめる人はいる」
大の里の師匠である二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は、いわば叩き上げ。一方の大の里は相撲エリートだ。大の里が「令和の大横綱」になるため、手綱を引き締めてほしいものである。
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