例えば、こんな場面を想像してほしい。休日の昼下がり、渋滞を避けようと、カーナビが案内した田畑の間の脇道へ入る。一般に使われている道で、車同士がすれ違える程度の幅はある。だが速度を指定する標識や標示、中央線、車両通行帯はなく、中央分離帯や柵も...
記事全文を読む→「青春18きっぷ」夏季用発売でも鉄道ファンが「もう興味がない」末期症状
今年も無事に「青春18きっぷ」の夏季版が発売されると、JRグループから発表された。「無事に」というのは、昨年は夏季版の販売発表が例年よりも遅れたことで「発売されないのではないか」との声が上がったからだ。当然ながら、今年の販売にも懸念が生じていた。
だからこそ、この販売決定には喜びの声で溢れそうなものだが、まるで話題になっていない。いったいなぜなのか。鉄道ライターが解説する。
「昨年の冬季用から、利用方法が変わりました。利用期間内であれば、好きな5日を選んで利用できたのが、連続した5日に変更されたんです。こうなると、5日間続けて普通列車と快速列車に乗るという、地獄のような旅をすることになり、変更は改悪だと批判されました。夏季用も5日連続だったため、鉄道ファンはもはや興味がないんですよ。簡単に言えば、新しい青春18きっぷに愛想が尽きたということです」
JR東日本がお得な「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」を販売し、「新幹線eチケット タイムセール60%割引」キャンペーンを行ったことも、青春18きっぷの価値を下げることとなった。もはや、誰も青春18きっぷを求めていないのかもしれないが、
「以前の利用方法に戻れば、青春18きっぷへの興味を取り戻す人は多いでしょう。やはりその方が圧倒的に便利ですから。ただ、元に戻る可能性は、限りなく低いのではないでしょうか。JRグループとしては、リニューアルして使いづらくし、売り上げが下がったことを理由にして青春18きっぷの販売を止めたいのだと思います。ただ単に販売を中止すると批判が出ますが、『売り上げが落ちたので仕方なく販売を中止する』とするならば、批判をかわせます。国鉄が増収のために発売した青春18きっぷですが、JR各社に分かれた今ではもう、お荷物なんですよ」(前出・鉄道ライター)
このままフェードアウトしていくのかもしれない。
(海野久泰)
アサ芸チョイス
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