女子プロゴルフ界でにわかに赤丸急上昇中なのが、ルーキーの都玲華だ。2024年4月に「大王海運レディスオープン」で、国内女子下部ツアー史上6人目となるアマチュア優勝を達成。同年には4回目の挑戦となったプロテストに合格し、今季プロ元年を迎えた。
5月8日から12日の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」では、名キャディーで知られる清水重憲氏と初タッグを組んで、自己最高の8位タイと大健闘。
「ミスくらいしますよ。私、上手くないので頼みます~」
清水氏におんぶに抱っこのそんなやり取りを報道陣に明かすリップサービスで、笑いを誘った。
最終日の18番ホールで難しい5メートルのバーディーパットを沈めると、その場でぴょんぴょん飛び跳ねて大はしゃぎ。天真爛漫な笑顔に「可愛すぎるルーキーがいる」と一躍、注目を浴びることに。
これを機にアイドル的な美貌が知れ渡り、インスタグラムのフォロワーはすでに7万4000人に。
大会を重ねるごとにグリーン上での存在感が増しており、
「ルーキーなのでまだ緊張してもおかしくありませんが、スポーツ紙のカメラや中継先のテレビカメラの位置をしっかり把握しています。『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』(6月6日~8日)でも、カップインした直後にカメラ目線で手を振ったり、満面の笑みでピースをしてくれるので、中年オヤジのゴルフファンはすっかり鼻の下を伸ばし、夢中で追いかけるわけです」(ゴルフ関係者)
この流れで早々にツアー1勝目を挙げて、女子プロゴルフ界の主役に躍り出るか。
(風吹啓太)