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記事全文を読む→実は「考えて走る」ではなかった!イビチャ・オシム監督がサッカー日本代表選手に課した「試合前日の地獄練習」
日本サッカーに大きな影響を与えた監督のひとりがイビチャ・オシムであることに、異を唱える人はいないだろう。もし病に倒れていなければ、2020年のW杯南アフリカ大会でどんな結果を残していたのか、気になるところだ。
オシム監督は「考えて走るサッカー」をテーマに掲げ、頭を使ったプレーを求めた。そのために一風変わった練習方法を採用。オシムジャパンに招集された鈴木啓太氏と中村憲剛氏がYouTubeチャンネルで、その練習を振り返った。
2人が忘れられないのは「7色ビブス練習」だ。多くの色のビブスを用い、「同じ色の人にパスしてはいけない」というルールで、判断力を鍛えるものだった。オシム監督独自の練習方法の感想はこうだ。
中村「あれはめちゃくちゃ面白かった。難しかったけど、みんなできるようになっていく。あれがまた、すごかったなって。かなり複雑でしたからね」
鈴木「最初、『何やってるんだろう…』みたいなところから、本当に幼稚園(のサッカー)みたいなところからちゃんとサッカーになっていくんですよね」
中村「なっていく。しかも『試合に出る』というのが、自分の中ではすごく残ってる。ルールも複雑だし、色も複雑。『この色とこの色が味方』『これはフリーマン』『タッチはワンタッチ』をこの狭さでやるのか、みたいな」
評判どおり、かなり頭を使う練習だったというのである。しかし、オシム監督の練習はそれだけではなかった。
鈴木「自分がいちばん印象に残っているのは、試合の前日なのにペナルティーエリアの中で3対2を延々とやるっていう」
中村「乳酸もパンパンで」
鈴木「地獄のトレーニングみたいな」
中村「コンディションはほぼなかったもんね。アジアカップも1カ月、ベトナムで毎日練習したもんね」
鈴木「試合の翌日に『なんでお前ら、ランニングシューズなんだ。やるぞ!』って。『えぇ!?』ってなった」
なんと、高校サッカー部も顔負けの厳しい練習があったというのだ。考えて走るサッカーを支えていたのが、実は体力だったというのは、なんとも意外である。
(鈴木誠)
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