スポーツ
Posted on 2025年07月09日 18:00

実は「考えて走る」ではなかった!イビチャ・オシム監督がサッカー日本代表選手に課した「試合前日の地獄練習」

2025年07月09日 18:00

 日本サッカーに大きな影響を与えた監督のひとりがイビチャ・オシムであることに、異を唱える人はいないだろう。もし病に倒れていなければ、2020年のW杯南アフリカ大会でどんな結果を残していたのか、気になるところだ。

 オシム監督は「考えて走るサッカー」をテーマに掲げ、頭を使ったプレーを求めた。そのために一風変わった練習方法を採用。オシムジャパンに招集された鈴木啓太氏と中村憲剛氏がYouTubeチャンネルで、その練習を振り返った。

 2人が忘れられないのは「7色ビブス練習」だ。多くの色のビブスを用い、「同じ色の人にパスしてはいけない」というルールで、判断力を鍛えるものだった。オシム監督独自の練習方法の感想はこうだ。

中村「あれはめちゃくちゃ面白かった。難しかったけど、みんなできるようになっていく。あれがまた、すごかったなって。かなり複雑でしたからね」
鈴木「最初、『何やってるんだろう…』みたいなところから、本当に幼稚園(のサッカー)みたいなところからちゃんとサッカーになっていくんですよね」
中村「なっていく。しかも『試合に出る』というのが、自分の中ではすごく残ってる。ルールも複雑だし、色も複雑。『この色とこの色が味方』『これはフリーマン』『タッチはワンタッチ』をこの狭さでやるのか、みたいな」

 評判どおり、かなり頭を使う練習だったというのである。しかし、オシム監督の練習はそれだけではなかった。

鈴木「自分がいちばん印象に残っているのは、試合の前日なのにペナルティーエリアの中で3対2を延々とやるっていう」
中村「乳酸もパンパンで」
鈴木「地獄のトレーニングみたいな」
中村「コンディションはほぼなかったもんね。アジアカップも1カ月、ベトナムで毎日練習したもんね」
鈴木「試合の翌日に『なんでお前ら、ランニングシューズなんだ。やるぞ!』って。『えぇ!?』ってなった」

 なんと、高校サッカー部も顔負けの厳しい練習があったというのだ。考えて走るサッカーを支えていたのが、実は体力だったというのは、なんとも意外である。

(鈴木誠)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年05月18日 07:15

    スポーツの歴史にはしばしば、監督やコーチと選手の「師弟愛」がクローズアップされる。しかし、師が放ったひと言をきっかけに、長年培ってきた関係に終わりが告げられることに。それが2003年11月16日、名伯楽の小出義雄監督が「Qちゃん」こと高橋尚...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年06月07日 08:00

    ピン芸人の中山功太がバラエティー番組の収録中に語った「10年間ぐらいずっといじめられた先輩がいる」と告白してからしばらくが経つが、あの騒動が芸人の間で「ひとごとではない」として波紋が広がり続けているという。問題の「先輩」とされるサバンナ・高...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月04日 11:45

    元ウェザーニュースキャスターの檜山沙耶が、2026年7月31日正午をもってオフィシャルサイト「Hiyama Saya Official Site」を閉鎖すると発表した。有料会員は同時刻に自動退会となり、年額会員には残期間分が月割りで払い戻さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク