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記事全文を読む→生放送20回記念でハッキリした!平野レミが大暴走するNHK調理番組に澤部佑と中山秀征は不要
7月21日放送「平野レミの早わざレシピ」(NHK総合)は番組開始から10年、生放送20回目という記念の日だった。にもかかわらず、オープニングには初回からレギュラー出演している澤部佑(ハライチ)の姿はなく、「澤部」と書かれた札を首からブラ下げたADが、その代わりを担っていた。
この件に関し、安藤佳祐アナから「澤部さんの詳細についてはのちほどお伝えしたいと思います」と説明が入ったが、その後に澤部が到着。
「すみませんでした」と深々と頭を下げた澤部のむくみの残った顔を見るに、遅れた理由は明らかに寝坊だろう。3連休で家族が旅行中で、自分だけが留守番だったのだろうか。それとも、前日に夫婦喧嘩でもして、奥さんが起こしてくれなかったのだろうか。
いずれにしても、こんな大切な節目の回に遅刻をするなんて、「ぽかぽか」ならぬ「大ぽか」だ。
この際だから言ってしまうが、前々から思っていたのは この番組に澤部は必要ないのでは、ということ。もっと言えば、試食時に進行をしている中山秀征もいらない。強いてレギュラー出演者で必要性を感じるとしたら、ちょくちょく脱線する義母を、丁度いい塩梅で軌道修正しつつアシストする和田明日香くらいだ。
もっといえば、平野レミさえいればいいのだ。いつもの高いテンションで、調理器具や素材をダイナミックに(あくまでも「雑に」ではない)扱う。NHKでは御法度の、商品名やメーカー名をポロッと言いそうになり、隙あらば自分がプロデュースしたフライパン(レミパン)や自身の著書の告知を挟もうとする。
それでいて、限られた時間内でいくつもの料理を完成させ、毎回、ゲスト出演者がそんな暴走する平野に振り回されて途方にくれたり、所在なさげになりながらも、なんとか調理の手伝いをするのを見ているだけで、それはもう極上のエンターテイメントなのだから。
ちなみに生放送20回記念のこの日のゲストは、三谷幸喜と石川佳純(元卓球選手)だった。
三谷は2022年7月の「もうすぐ夏休みスペシャル」と、2023年9月の「2023秋の行楽シーズンスペシャル」に出演しており、これで3回目。プライベートでも親交が深く、今回もレミさんから直でオファーされたとのこと。そんなレミさんと三谷の掛け合いは、今回もちょっとした見どころではあった。
難をいえば、石川に関して不必要としか思えない演出があったのだ。メダリストの凄さを伝えようとしたのか分からないが、わざわざスタジオに卓球台を用意し、「石川のサーブを中山と澤部が打ち返せるか挑戦する」という企画を行うも、2人とも普通に打ち返してしまい、グダグダな空気に。
その様子を平野は調理をせずに見ていたのだが、このタイムロスが響いたのか、番組後半になって、進行役の安藤アナから「押しています」との警告が入ることになってしまった。
放送時間が残り僅かになり、予定していた料理の全てが完成できるかを危ぶまれる状況になるのはある意味、この番組の名物みたいなもので、毎回そこからの巻き返しがちょっとした感動を呼ぶのも確か。
しかし普段は平野が調理の段取りを見失ったり、悪ノリのし過ぎで脱線しまくった結果、時間が足りなくなるのに、この日の原因は明らかに件の卓球企画だ。
一応、時間内に予定の12品を完成できたが、20回記念を節目に今一度、出演者や構成を考え直してはどうだろうか。我々はとにかく「平野レミ」が見たいのだから。
(堀江南/テレビソムリエ)
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