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サッカー界では欧州のベルギーリーグが開幕した。これから次々に各国のリーグが開幕する。今季も多くの日本人選手が欧州へ移籍した。その中で最も注目を浴びているのが、川崎フロンターレからプレミアリーグの名門トットナム・ホットスパーに移籍した、日本代表のDF高井幸大だ。
192センチの長身で左右両足が使え、ドリブル、パスがうまく、守備範囲は広い。将来、日本のサッカー界を背負う逸材といっても過言ではない。
ただ、日本での報道を見ると、開幕からトットナムの中心選手として先発出場するかのような論調だが、そんな簡単なことではない。正直、先発で出場するのは厳しい。
なぜなら、トットナムのセンターバックは、アルゼンチン代表のクリスティアン・ロメロとオランダ代表のミッキー・ファン・デ・フェンが鉄板。昨季は故障に悩まされ、コンビを組むことが少なかったが、故障さえなければ、この2人が先発で出場する。
さらに、冬に期限付き移籍で補強したオーストリア代表のケヴィン・ダンソを、完全移籍で獲得。32歳のウェールズ代表のベテラン、ベン・デイヴィスとの契約は1年延長した。ルーマニア代表のラドゥ・ドラグシンは、年内にケガから復帰する可能性がある。18歳でクロアチア代表のルカ・ヴシュコヴィッチも、正式に今季から契約した。
つまり序列からいえば、高井は4番手か5番手。開幕戦での先発出場はかなり厳しい。プレシーズンマッチでも、トレーニング中の打撲で出遅れ、アピールできる試合は限られている。それでもリーグ戦は厳しいが、CL(チャンピンズリーグ)、カップ戦など試合数が多いだけに、試合に起用されるチャンスは出てくるはず。そのチャンスをモノにするしかない。
日本代表にとって最も避けたいのは、名門クラブに移籍したけども試合に出られないこと。W杯本大会に向けて、実戦経験不足に繋がるからだ。誰もが期待している将来性のある逸材だけに、それだけは避けてほしい。
もうひとり期待しているのは、高井が移籍したトットナムに比べてレバルは落ちるものの、レッドブル・ザルツブルクに移籍した北野楓太だ。
攻撃的なポジションならどこでもできる。運動量と守備の意識が高く、シュートがうまいし、パスも出せる万能選手だ。今季の北野は開幕から、セレッソ大阪の攻撃の中心になっていた。
高井と違い、ザルツブルクへの移籍が発表されたのは6月9日。その10日後にはクラブW杯でいきなりデビューした。
7月のプレシーズンマッチでゴールを決め、23日のCL予選2回戦では後半途中から出場し、積極的にシュートを打ってPKを誘発。勝利に貢献している。
センターバックはケガ人でも出ない限り、途中出場は考えにくい。だが攻撃的なポジションは、途中出場のチャンスがある。しかもゴール、アシストと数字が出る。結果を出せば必ずチャンスが巡ってくるだけに、オーストリアから大きく羽ばたいていけばいい。
ポジションは違うが、同じ2004年生まれ。将来の日本代表の中心になれる2人に注目してほしい。
(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップ・アジア予選、アジアカップなど、数多くの大会を取材してきた。
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