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記事全文を読む→4番・細川成也まで下げて…DeNA藤浪晋太郎の死球にビビッた中日・井上一樹監督「スタメン全員左打者」バカげた奇策にOBが怒!怒!
アメリカからDeNAに移籍後、初の先発登板となった藤浪晋太郎の前に、中日のスタメンは1番・岡林勇希から9番・土田龍空まで、ズラリと左打者が並んだ。いったいこの「奇策」は何が目的なのか。中日・井上一樹監督は試合後、こう説明した。
「やっぱりケガ人は出したくない。ベストオーダーでは臨めない。結局、そのピッチャー(藤浪)を立てられて。控え(選手)を出しながら、左を並べたという策しかない」
なんと4番の細川成也までがベンチスタートという、謎のスタメンはつまり「ノーコン藤浪の死球を恐れてのもの」だったのである。松中信彦打撃コーチも言う。
「藤浪君ももちろん、当てようとして投げているわけではない。だけど右打者に抜けた球が来ると、死球ではなくとも踏み込めなくなったり、打撃が崩れてしまう。残り試合も少ないので」
藤浪の荒れ球に右打者は腰が引け、なおかつ死球によるケガ人が出てはたまらない、という言い分だ。
この8月17日の試合における、異様なラインナップは功を奏さず、中日は藤浪の前に5回5安打5三振で、わずか1得点。藤浪の荒れ球は影を潜め、わずか1四球だった。井上監督の「ビビッた試み」は失敗し、試合は延長戦の末に5-4で敗れた。
これに球団OBは憤慨。
「今季、井上監督はよくやっていると思っていたのに、こんな馬鹿げたオーダーは見たことがない。確かにこの時期に死球で選手が出場できなくなれば、まだAクラス争いをしているチームにとって、大打撃になるのは間違いない。それでも右打者は危ないから全員が左、というのは納得がいかないね」
納得していないのは、別のOBも同じで、
「藤浪の場合、右打者だから特別に危ないというわけではない。左打者でもストレートがスッポ抜けてぶつけられる可能性だってある。普通なら右左関係なく、現時点でのベストオーダーを組むのが当然ではないのか。自ら戦力を落として対戦するような姿勢はいただけないな」
ある意味、中日の自滅のような試合であり、藤浪に怯えていることを自ら明かしてしまった。
「これでは藤浪が楽に投げられる。ストレートは160キロを超えておらず、スライダーもけっこう甘かったわけですが、相手を見下しているから楽にストライクを取れる。井上監督は『他のチームでも(藤浪が相手なら)同じようなオーダーを組むでしょう』と開き直っていましたが、冷静になって考えてほしいですよ。シーズンも終盤で3位の可能性を残しているのだから、多少のリスクは考えないと、今季もBクラスです。死球のリスクを最優先に考えるのはどうですかね」(スポーツ紙遊軍記者)
まさに幽霊の正体見たり枯れ尾花、だ。
(阿部勝彦)
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