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記事全文を読む→【飼い猫実験記】ウチの3匹にテリーヌを食べさせてみたら…大事なのは「味変」だと判明
飼い猫に何を食べさせたらいいか。以前にも書いたテーマだが、好みが日々刻々と変わるので、ますます悩ましい。そんな折に、ものは試しで食べさせたテリーヌにはビックリだった。
我が家の3匹(上からガトー、クールボーイ、そうせき)のうち、体重が10.54キロもある9歳のガトーは、動物病院で体重を計ってもらったら、たった40グラムの減少だった。カリカリなどのドライよりは缶詰などのウェットタイプがダイエットにはいいというので、3個パックのアイシアの缶詰をあげているが、マグロやカツオの塊をなぜか残し気味になる。最近はゴロンゴロンした塊だけ残していることが増えた。
6歳のクールボーイは、種類によって食べる食べないがはっきりしている。とりわけ不評なのが、ヘルシーなアイシアのシラス入り。器の30センチくらい手前で鼻を利かせ、食べてみようともせずにプイッと行ってしまう。コンニャロ! なんてわがままな猫なのか。
3歳のそうせきはもともと気まぐれなので、食べたり食べなかったりなのは変わらない。
それにしても、上の2匹の好き嫌いの激しさといったら。もっと食べてくれるものはないかと、缶詰を探してみた。その中で、こんなものは食べないだろうと思いながら手にしたのが、モンプチのテリーヌ仕立てのなめらかビーフと、テリーヌ仕立てなめらか舌平目海老入りだった。猫がテリーヌ(近所で売っているのはこの2種類)!? どんだけ贅沢なのかと呆れるが、3匹ともこれに飛びついたのである。
テリーヌなので、身がペースト状でみっしり詰まっている。アイシアのカツオやマグロのように塊がないのがいいのかもしれない。ビーフは動物特有の臭みがあるから嫌がるかと思ったが、気にならないらしい。好き嫌いの激しいクールボーイが、まるでお皿を舐めたようにキレイに食べ切ったのだ。そうせきも兄猫たちと一緒にガッついた。
ところが、である。食べてはくれるが、長続きしなかった。またまた飽きたのだ。ガトーは半分程度、クールボーイに至ってはまるで口をつけないことも。
こうなってはまた、次の一手を打つしかない。原点回帰だ。もともとは銀のスプーンのまぐろ、かつおなどの缶詰を好んでいたので食べさせたところ、久々なのがよかったのか、ガツガツいった。ただし、いつもとは違うささみ入りの、魚とのミックスタイプ。やっぱり大事なのは、どんな時も味変か。
そこでアイシアの缶詰、モンプチのテリーヌ、銀のスプーン各種と、またスクランブル体制に。朝はアイシア、夕方がテリーヌで翌朝は銀のスプーン、といったローテーションを組んだ。
さて、もうひとつの悩みは「ちゅ~る」だ。嫌いな猫はいないといわれるが、クールボーイは好き嫌いが激しい。夕方に食べた後、夜の8時くらいになるとまだ足りないのか、リビングをウロウロし始める。こちらをチラチラ見ながら、おねだりだ。
そこで器に絞って出してあげると、最初はどんな種類も食べていたのだが、種類によって食べたり食べなかったり。例によって30センチくらいまで近づいて臭いをかぎ、好みではないとプイッといってしまう。まったく付き合いきれない。
(峯田淳/コラムニスト)
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