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記事全文を読む→阪神が新外国人ガルシアの緊急獲得を決めた「死球骨折」前川右京の「代役探し」と野手に転向した西純矢の「成長遅延」
阪神タイガースが四国アイランドリーグplusの高知に所属していたデルミス・ガルシア外野手の獲得を発表したのは7月21日だった。この日からガルシアは、1軍の試合前練習に参加している。
それは6月17日の広島戦でのことだ。「6番・レフト」に定着しつつあった前川右京が死球を食らい、途中交代。翌日の病院検査で右肩甲骨の骨折が判明し、
「復帰は早くても、8月の長期ロードが終わる頃でしょう」(球界関係者)
前川の7月の打撃成績は打率こそ2割4分3厘だが、OPS(出塁率+長打率)は9割を超えていた。阪神は6番打者を固定できない課題を抱えていたが、それを解消しつつあった前川の離脱は痛手だ。
そこで米マイナー通算132本塁打、独立リーグのシーズン前半だけで18本塁打と大暴れしていたガルシアの緊急獲得を決めたのだろう。ガルシアの獲得で、阪神は70人の支配下登録を全て埋めてしまった。
ガルシアへの期待の大きさは否定しない。しかし、こんな見方もできる。阪神2軍には打撃面で期待できる外野手がいないのか、と。気になるのは、投手から打者に転向した西純矢だ。
投手だった頃の打撃成績と比べても疑問符が…
打者転向後、活躍したプロ野球選手は少なくない。昨今ではDeNAの勝又温史がそうであり、チームの7月快進撃の原動力となっている。
では西の2軍成績はどうかといえば、51試合で打率2割3分6厘、本塁打ゼロ、出塁率2割8分3厘。野手転向1年目であり、「これから」なのかもしれない。ところが投手だった去年までの打撃成績を見てみると打率2割2分4厘、1本塁打、出塁率5割6分7厘。いかがだろうか。
ファーム西地区の関係者はこう話す。
「序盤戦の西は本当に良かった。でもゴールデンウィークに入る少し前から下降ぎみで。主にライトを守っていますが、俊足の選手なのに守備範囲が広くないんです。盗塁もゼロ。攻守ともに勉強中といった感じでしょう」
藤川球児監督が助っ人外野手の緊急獲得を決めたことには、西の成長遅延も影響しているようだ。
(飯山満/スポーツライター)
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