現在、キャンプでダルは7種類の変化球を披露し、全てにおいて絶賛されるなど、早くも期待に違わぬ実力の片鱗を見せている。
そんなキャンプでダルと上原は、建山を含めて日本人3人で同じグループに入ってメニューをこなしているのだ。
「それでもダルと上原は目も合わさない。建山が間に入って苦労してますよ。なかなか2人のコメントが取れない取材陣のために、まるで広報のように明るくリップサービスをしてくれている。それでも、上原がそばにいると建山は急に黙ったりして記者を寄せつけないんです。上原の手前、ダルの話をしていることを隠そうとしているようで心苦しい」(テレビ中継スタッフ)
2人の微妙な距離感が顕著に表れているのが、ロッカーの位置だという。
「ダルを挟む形で3人並んでいるんですが、建山がダルのすぐ左隣であるのに対し、上原はダルの3つ隣なんですよ。まさか、上原が頼んでそうしたわけではないでしょうが‥‥」(前出・テレビ中継スタッフ)
ただし、2人の関係はあくまで“冷戦”なのだ。さすがに、露骨に罵り合うようなことはしていない。
むしろ、日本人記者の目が届かないところで、ダルと上原が会話を交わす姿も目撃されていた。
「今キャンプでは、日本人記者が入れないロッカールームで、日本人3選手が、たあいもない談笑をしていたといいます。また、レンジャーズの公式カメラマンの撮影で、すでに3人は一枚の写真に収まっている」(前出・現地ジャーナリスト)
周囲の危惧をよそに、大人の対応を見せている様子なのである。
とはいえ、こうした表面上の“蜜月期間”も、いつまで続くか怪しいものだという。
「かつてマリナーズに入団したばかりのイチローは、佐々木とのツーショットをかたくなに撮らせないほどストイックでした。それでもシーズンが始まり、初の遠征時にミネアポリスで、親しい記者を通じて佐々木と外食する機会があった。しかし、佐々木の酒癖の悪さにイチローはすぐに愛想を尽かして、以来、本当に口をきかなくなった。人間関係なんて、そんなものです。もともと仲がよくなかったダルと上原なら、なおさらでしょう。給料格差もあり、上原がいつ爆発してもおかしくない」(前出・現地ジャーナリスト)
一方で、上原には“ダル狂騒曲”を気にしてなどいられない状況もある。
「いつ放出されてもおかしくない、トレード要員ですからね。年俸が高いのがネックで交渉はまとまっていませんが、本人は『先発ローテに入れるなら移籍したい』と前向き。だから、『それ(ダルビッシュ)どころじゃない』とこぼしてます」(前出・現地ジャーナリスト)
はたしてダルと上原は今シーズン、敵となるか味方となるか。
いずれにせよ、ベテラン勢を平然と無視していた北京五輪を思えば、上原がチームにいようがいまいが、ダルにはまったく関係ないのかもしれないが ‥‥。
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