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記事全文を読む→ふなっしー主演ドラマ「全局最低視聴率」でわかった凋落現場
ゆるキャラ「ふなっしー」にとって初めての「主演ドラマ」が1月7日に放送された。その「ふなっしー探偵」(フジテレビ系)が悲惨な視聴率を記録し、波紋が広がっている。
これは名探偵という設定のふなっしーが、アンジャッシュの児嶋一哉(43)演じる刑事とタッグを組み、難事件を解決に導くというストーリーの作品だが、放送後、ネットでは「あまりにチープな作り」「見て損した」「視聴者をナメた内容」と酷評の嵐が巻き起こった。何しろ同時間帯の番組では民放、NHKを含めて「全局最低」となる視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。ゴールデンタイムの放送なのに、である。
結果的にフジテレビの迷走ぶりが際立つことになったと言えるのだが、低視聴率のみならず、「ゆるキャラブーム」を牽引したふなっしー自身の凋落を象徴しているとの声が、業界内から聞こえてきた。
「悪い意味でユルすぎるドラマ。劇中に何度もふなっしーと児嶋のフリートーク風の会話が交わされるのですが、これがグダグダでお寒いかぎり。ドラマ後半には唐突にふなっしーが殴る蹴るをされるリンチ場面もあった。一緒に見ていた娘が泣きだしてしまいました」
顔をしかめてこう語るのは、テレビ制作会社のベテランスタッフである。
「13年にブレイクした際、ふなっしーには予定調和的でない魅力があったんですが、最近では空気を読むようになってしまった。それは視聴者にも明らかに伝わっていて、広告代理店独自のリサーチでも14年春をピークに、好感度は落ちてきています。今のふなっしーを使うなら、制作者側も伸びしろのある若手タレントを使っておいたほうがまだマシだと思います」
ふなっしーブームに終焉の兆し、である。さらに、ふなっしーと仕事をしたという大手広告代理店スタッフは、次のような要因もあると説明する。
「人気の下落に加え、ギャラの高騰がネックになって、今年は出演が激減するんじゃないでしょうか。テレビで活躍できるのは、長くても年内いっぱい。現在、ふなっしーのテレビ、イベント出演ギャラは100万円前後が相場となっています。CM出演ともなれば1500万円、いや、2000万円超のケースもある。芸能事務所に入らず、ギャラ交渉も全て自分でやっており、ギャラの安い仕事やオイシくない仕事は絶対にやらない、と業界内では評判です」
この広告代理店スタッフは、ふなっしーの「変節」も指摘した。
「デビュー当時は腰が低かったのに、ふなっしーの『中の人』はブレイクしたことで人が変わったように尊大な態度になりましたね。年収7億円とも言われ、日夜シビアなギャラ交渉を繰り返しているので、やむなしかもしれませんが‥‥」
ツイッターでは〈子供に夢を見せる仕事をしていきたい〉と語っているが、これについても前出の広告代理店スタッフは、
「あれはキレイごと。気に入らない仕事を断る時に、方便として使いやすいから使ったのがきっかけですよ」
主演ドラマを放送したフジテレビ社員からも厳しい声が飛ぶ。
「『ふなっしー探偵』なんて、どう考えても数字が取れる企画じゃありません。局内の人間とふなっしーに癒着でもあるのではと、いぶかってしまうレベルのヒドさです。こんな番組に巻き込んでしまい、児嶋さんには申し訳なく思います」
苦言はお笑い界からも。
「以前、伊集院光さんがラジオで『他人のフンドシで好き勝手やっている』と批判していましたが、バラエティ番組でも芸人の前フリに乗っかってオイシイところだけを持っていくので、ふなっしーを嫌っている芸人はかなり多いですよ」(吉本興業所属の中堅芸人)
‥‥と、その凋落ぶりは著しく、年始早々「視聴率大爆死」となったゆるキャラに今、試練が訪れている。
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