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「プロ野球セ・パ」覆面フルスイング座談会!(3)中日・谷繁監督だけ違う点

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C そういえば、巨人は今季から導入された、捕手のブロックを禁止する「コリジョンルール」に連日泣かされたよな。5月17日、18日にはDeNAとの東北シリーズで、その新ルール絡みのプレーが連夜にわたり勝負どころで明暗を分けて連敗を喫した。逆に11日に甲子園で行われた伝統の一戦ではセ・リーグ初のコリジョン適用で流れを大きく変える貴重な1点をものにし、高橋監督はニンマリしていたばかりだったのに。一方の阪神側は金本知憲監督(48)を筆頭に首脳陣がブチ切れ、球団もNPBに意見書を提出していたが、どうもこの新ルールはうまく機能していない感がある。

A メジャーリーグでも昨季から、このルールが採用されていますよね。ただ、多くのメジャー関係者が日本プロ野球のコリジョンルールに首をかしげていますよ。メジャー球団のスカウトは「あまりにも型にはまりすぎてしまっている。明らかにタイミング的にはアウトであっても『走者の走路を妨害したから』という理由でセーフにされてしまったら、それはもう野球ではない。だからMLBも昨年9月の時点で『意図的でなければ、ブロックも可』としたんだ」と話していました。恐らくNPBもMLB同様、欠陥だらけの新ルールにメスを入れざるをえなくなると思います。

D そんなコリジョンルール導入だけが理由ではないけれど、セ・リーグは予想がつきにくい展開になっていますよね。前年のリーグ覇者・ヤクルトは打高投低で思うように星勘定が伸びず苦戦中。広島は今季の先発ローテが故障者続出で崩壊し、おまけにリリーフ陣も厳しい。そういう中で中日が序盤から健闘していますけど、やっぱり、このチームはメジャー通算66発の主砲・ビシエド(27)の加入が大きいですよ。

B 中日に関してはこんな話もある。首脳陣の一人が「他の5球団の監督がマヌケすぎだろ? こっちがピンチだと思うと向こうが勝手に動いてくれて、みずからチャンスを潰してくれるケースがよくある。谷繁(元信)監督(45)以外の5人は全員外野手出身だからか?」と、ほくそ笑んでました。

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