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記事全文を読む→サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「オリオンザジャパンが本領発揮」
今週は福島で「七夕賞」が行われる。昨年は100万円馬券が飛び出すなど大荒れ傾向の中、万券王・水戸はオリオンザJを波乱の使者に指名した。一方、中京の「プロキオンS」は、比較的上位人気で決着する堅めの傾向だ。
夏の福島競馬第2週のメインは、ご当地伝統の名物重賞、七夕賞だ。距離こそ違え、先週のラジオNIKKEI賞と同じくハンデ戦。例年どおり今回も顔ぶれはクセ者ぞろいで、難解な一戦と言っていい。
馬単導入後、これまでの14年間、馬単で万馬券が飛び出たのは6回(馬連で5回)。この間、1番人気は3勝(2着3回)、2番人気は1勝(2着2回)と、データからも一筋縄では収まらない重賞であることがわかる。
それと5歳馬、6歳馬の活躍が目立つ。00年以降、これまでの16回で5歳馬が8勝(2着6回)、6歳馬は7勝(2着4回)と圧倒的で、おもしろいことに、この間、生きのいい4歳馬の勝ち鞍がない(2着3回)。このあたりの理由は定かではないが、今回その4歳馬は、アルバートドックのみ(ココロノアイも4歳馬だが、福島テレビオープンに回る公算が強い)。力量のほどは確かなだけに、どんな走りを見せるか注目だ。
ともあれ、有力どころを見てみようか。シャイニープリンス、ダコール、マジェスティハーツ、マーティンボロ、そして福島に強い古豪マイネルラクリマ、目下連勝中の上がり馬ルミナスウォリアーといったところが人気を分け合うのだろう。
しかし、ルミナスウォリアー以外はハンデを課せられそうで、能力どおり力を出し切れるのか微妙だ。いずれも一長一短。信頼を寄せ切れる馬が見当たらないだけに何とも難しいが、ならば状態のよい軽ハンデ馬に目を向けるべきか。
そこで浮かび上がるのが2頭、オリオンザジャパンとバーディーイーグルだ。
ともにダート実績があり、芝ではどうかと見られていた馬。が、特にバーディーイーグルは、芝のレース初経験となった常総S(芝2000メートル)でクビ差の4着と大健闘。しかも2分を切る高速決着だっただけに、驚くほかない。その後、立て続けに芝を使い【3】【1】着と、芝の適性が高いことを証明してみせた。
一方のオリオンザジャパンは、これも前々走のメイSが初めての芝。昇級初戦ではあったが、後方から最速の上がり脚でコンマ5秒差の8着に押し上げ、芝の適応力を見せつけた。
ともにハンデは52~53キロと見られ、甲乙つけがたいところだが、当方としてはオリオンザジャパンに軍配を上げたい。
今年これが4戦目で、まだ上がり目があるうえ、バーディーイーグルより器用に立ち回れると判断したからだ。つまり、小回りの福島でも力は十分に出し切れると見たいのだ。
使われつつ、状態もさらによくなっている。1週前の追い切りは軽快かつリズミカルで「実にいい雰囲気。芝でも力を出せるのは前々走で証明済み。楽しみにしている」と、小西調教師は仕上がりのよさに期待感たっぷり。
血統の裏付けも十分あり、近親にサクラバクシンオー(スプリンターズS連覇)、アンバーシャダイ(天皇賞・春、有馬記念)など活躍馬がズラリといる良血。むしろ芝の中距離でこそ本領発揮していい馬だ。多少の道悪なら不安はなく、大きく狙ってみたい。
逆転候補は当然、バーディーイーグルだ。こちらも展開が向けばチャンスがあっていい。前走むらさき賞(芝1800メートル)の1分45秒0の走破タイムは特筆モノ。こちらも女傑スカイビューティ(エイコーンSなどGI9勝)ほか、活躍馬が多数いる良血。軽視は禁物だ。
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