社会
Posted on 2016年12月07日 17:58

東京五輪ロゴ盗作騒動の佐野研二郎氏が作ったミッフィーがどう見てもトトロ!?

2016年12月07日 17:58

20161207sano

 東京五輪のロゴマークで盗作騒動を引き起こしたデザイナーの佐野研二郎氏が、またもや問題作を発表した。佐野氏が制作したのはオランダ発のキャラクター「ミッフィー」をモチーフにしたアート作品で、11月14~25日に開催されたチャリティ・オークションに出展されたもの。この作品について週刊誌記者が説明する。

「ミッフィーを白い布ですっぽり覆っており、最大の特徴であるバッテン印の口も隠したアバンギャルドな作品です。このデザインには元ネタがあり、原作者のディック・ブルーナ自身が描いた絵本『うさこちゃん おばけになる』の表紙にこれとそっくりのイラストが載っています。ただそのイラストを立体化してみたら、映画『となりのトトロ』に出てくる“小トトロ”そっくりになってしまったのです」

 ブルーナ氏の絵ではシーツを被ったミッフィーの側面が外にふくらんだカーブになっているのに対し、佐野氏が作った作品ではすとんと直線を描いて垂れさがっており、“小トトロっぽさ”が際立っている。いくら元ネタがあるとはいえ、これほど見た目が似ていれば、パクリとの批判は避けられないのではないだろうか。

「作品の説明には『シーツをかぶっても不思議とミッフィーらしさは失われない』と書いてありますが、説明なしで展示されていたら、どう見ても小トトロにしかみえませんよ。いくらブルーナ氏の原作があるとはいえ、『これではトトロに似過ぎている』という判断が働くべきでしょう。しかも作品自体もブルーナ氏のイラストをトレースしたに過ぎず、それを自分の作品として発表するのは筋違いではないでしょうか」

 アートの世界には、イラストを立体化しただけで自分の作品だと主張できる文化があるのだろうか。ともあれ世間に対して話題を提供し続ける姿勢こそ、いかにもアートなのかもしれない。

(金田麻有)

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