芸能

ダウンタウン「笑ってはいけない」の高視聴率で日テレが頭を抱えるワケとは?

20170117downtown

 昨年大みそかに放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」(日本テレビ系)の平均視聴率が第1部で17.7%、第2部で16.1%を記録し、7年連続で大みそか同時間帯の民放首位を獲得した。

 今や「NHK紅白歌合戦」と並んで大みそかの風物詩ともなっている同番組。一部ではマンネリ化を指摘する声もあったが、結果的には根強い人気があることを証明した。

 日テレもさぞや喜んでいるかと思いきや、複雑な表情を浮かべるのは同番組のスタッフだ。

「我々としても高視聴率を目指して番組作りをしているので、うれしいことは間違いないのですが‥‥。吉本さんがまたダウンタウンさんのギャラアップをガツガツと交渉してくることを考えると頭が痛いですね」

 昨今はスポンサー離れなどテレビ不況が続き、視聴率好調の日テレも番組制作費は年々削られる一方。そんな状況のなか、ネックとなっているのが大物タレントの高額ギャラだという。

「ウチは数年前に社員の給料を他の民放テレビ局に比べると3分の2くらいに減らすなど、経費面に関してはかなりシビアです。それでも、あの番組に関しては大みそかの特番ということで、出演者のギャラも含めてかなり莫大な制作費をかけているのですが、ダウンタウンさんをはじめとする出演者が所属する吉本さん的には納得がいかないようです。毎年、視聴率が出た後には、『今年こそギャラアップを!』と強気で交渉してくるんですよ」(前出・番組スタッフ)

 番組同様、ダウンタウンのギャラアップ交渉も今や年始の風物詩となっているそうだが、日テレサイドにしてみればまったく笑えない!?

(しおさわ かつつね)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
開幕4番も…楽天・辰己涼介「不振で2軍落ち」実は「とんでもない怠慢プレー」があった
2
病気治療「もちまる日記」休止に追い討ちをかける「ありえないサムネイル画像」問題
3
2軍調整中の巨人・田中将大「皐月賞3連複馬券」を的中させても「むしろ野球の必勝法を考えた方がいい」
4
南原清隆が証明…もう似顔絵も名前表示もテレビ画面に映せなくなった松本人志の「絶望的未来」
5
120年周期で開花「ハチク」一斉枯死で騒然「大地震災害の前兆」凶事の歴史がコワすぎる