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記事全文を読む→竹原慎二「ガン誤診で余命1年」闘病激白!(3)右目だけで防衛戦に挑んだ
ガンがわかってからは、特に食べ物に気をつけました。和食中心で肉を食べないようにして。ガンに効果があるとか、免疫力がアップすると言われる食材を女房が選んでメニューを考えてくれました。あとは、とにかく体を冷やさないこと。42度のお風呂にじっくりつかる温浴療法をしたり、ビワの葉を体に貼ってその上から温めたこんにゃくを乗せる「ビワの葉こんにゃく湿布」を試したり。体にいいと言われることはとにかくやってみようと、何でも試してみました。免疫力がアップするというので、お笑いのDVDを見て無理やり笑ったりもしましたね。結果的には手術後の病理検査では、膀胱から転移した骨盤のリンパ節のガンも全て消えていました。先生も「何らかの免疫機能が働いたと思われる」と驚いていたほどでした。
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竹原氏は今、自身の体験談を著書などを通じて伝えることで、みずからの身に起きた「悲劇」を誰もが繰り返さないよう、警鐘を鳴らしている。
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まさかガンになると思わないし、自分の体調不良をちょっと軽視しすぎたんです。セカンドオピニオンの時に「もう少し早く尿細胞診を受けていれば、膀胱全摘しなくて済んだ」と言われ、後悔もしました。でもまさか自分がガンだとは思わないですもんね。かかりつけの医者に「大丈夫だ」って言われてたんですから。医者の診察は絶対じゃないってことです。
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そして竹原氏にはもう一つの壮絶な闘いがあった。著書でも語られているWBA世界ミドル級タイトルマッチ。95年12月19日、竹原氏は王者ホルヘ・カストロ(アルゼンチン)を相手に12ラウンドの死闘を演じ、歓喜の戴冠。しかし、その代償は大きかった。
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世界戦の1週間後ぐらいから、視界の左上の一部が黒く欠けていたんですよ。眼科の専門医の診察を受けたら、網膜剥離だって。やはり世界戦で打ち合ったダメージが大きかったんでしょうね。その年の暮れに急遽、手術を受けました。それでも剥離を止めきれず、二度目の手術をしましたが、術後の左目の視力は0.02まで落ち、ほとんど見えなくなっていました。
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網膜剥離とわかれば即引退勧告となるだけに、手術は極秘裏に行われ、1カ月の入院生活を余儀なくされた。そんな状況の下、世界王者になって半年後の96年6月25日、初防衛戦を迎えることになる。相手は世界ランク1位のウイリアム・ジョッピー(アメリカ)。22戦無敗の挑戦者だった。
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防衛戦はボロボロでした。左目はほとんど見えず、右目だけで戦った。けっこういけるもんなんですよね、右目一つでも。でも向こうはスピードもあって、試合が始まってすぐ、フック気味の右で倒されたんです。やっぱり見えなかったですね。
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