小沢一郎

政治
Posted on 2020年05月21日 09:55

その宮澤が総理に座ったのは、じつに72歳になってであった。中曽根康弘の「裁定」で選ばれた竹下登政権がリクルート事件で躓き、しかし影響力温存を窺う竹下は自分のあとの政権に、宇野宗佑、海部俊樹を担いだ。その海部政権後を巡って、竹下派に主導権争い...

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政治
Posted on 2020年05月07日 09:55

政権を降りたあとの海部の政治行動の「振幅」は、それにしてもあまりに大きかった。例えば、海部が政権を降りたあと、自民党は、社会、新党さきがけの両党を抱き込み、当時の社会党委員長・村山富市を首班候補に担ぐという“奇策”に出た際、あれだけいいよう...

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政治
Posted on 2020年05月07日 05:55

海部俊樹の“売り”は、一にも二にもその雄弁ぶりにあった。愛知県の旧制東海中学時代から県下の弁論大会に出れば優勝で、卒業後は弁護士を目指して中央大学専門部の法科に入るとともに、弁論部(「辞達学会(じたつがっかい)」と呼ぶ)にも入った。ここでも...

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政治
Posted on 2019年02月25日 17:55

自民党OBが、その内情を明かす。「憲法改正を旗印に安倍さんと組むというのは、常に小沢さんのオプションにあったようだ。そもそも小沢さんは『反自民』じゃない。やりたいことは政権交代可能な小選挙区制の導入と改憲で、前者は民主党で政権を取った際に一...

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政治
Posted on 2019年02月25日 12:55

それではと、先の自民党大会では、二階俊博幹事長(80)が「完全オフレコ」としながら、「私は、総裁にさらに頑張っていただきたいという声が出てくると思う」と、再び党則を変更しての「安倍4選」の可能性を示唆したが、現実的なハードルは高い。そこで安...

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政治
Posted on 2019年02月25日 09:55

ここで首をかしげるのが水と油にも見える「橋下・小沢・玉木」連合と安倍総理があっさり融合できるのか、ということだ。この疑問に、さる自民党関係者はこう答えた。「まず、橋下さんが創設した日本維新の会は自民党の補完勢力みたいなもので、安倍総理とはツ...

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政治
Posted on 2019年02月25日 05:55

統計不正問題の追及で連日袋叩きにあい、失言連発大臣に無能の烙印が押されても、なお強気の姿勢で野党を突っぱねる安倍政権。だが今夏の参院選に向けて堅持すべき長期体制は、盤石だとは言いがたくなってきた。ならばどうするか。今、永田町では「驚くべき延...

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政治
Posted on 2018年06月20日 17:55

──「帝王学」、政治哲学、政治手法‥‥何をいちばん叩き込まれましたか。小沢政治哲学です。僕は田中先生の他に竹下登(元総理)、金丸信(元副総理)という先輩に恵まれた。共通するのは「政治は万民のため」という哲学でした。これは身にしみています。─...

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政治
Posted on 2018年06月20日 12:55

──小沢さん自身は野党結集をどう描いていますか。小沢いろいろ問題はありますけど、今年中にはケリをつけなきゃならん。僕は必ずできると思っています。──政権交代の時期はいつ頃と定めているんですか。小沢そりゃ、次の衆議院総選挙が勝負ですよ。自民党...

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政治
Posted on 2018年06月20日 09:55

──将棋なら安倍さんは「詰んでいる」との見方もありますが、「投了」とならず、どうにか30%台の支持率を保ってふんばっていられるのは、自民党の「ポスト安倍」候補と目される人が国民にとってもの足りないから、とも見られています。かつての「三角大福...

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政治
Posted on 2018年06月20日 05:55

自ら命を絶つ者まで出した財務省改竄文書問題は、このまま幕引きを図ってウヤムヤに──。いまだ残る、あらゆる疑惑の追及から逃げ続け、生き延びようとする安倍政権。野党はいったい何をしているのか。自民党政治を知り尽くす剛腕が、政治家としての完結と最...

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政治
Posted on 2017年10月14日 17:55

前原氏周辺の永田町関係者は言う。「前原代表は当初、希望の党から公認を得るにせよ、無所属として出馬するにせよ、民進党の議員全員が小池旋風の下で戦えると考えていた。ところが小池氏は突如として『排除の論理』を持ち出し、民進党内のリベラル派の排撃に...

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政治
Posted on 2017年10月01日 09:55

そして目下、小池氏の周辺で最も関心が高いのが、小池氏本人が国政進出を果たすか否かだ。記者会見では笑顔を浮かべ、質問には具体的に答えなかったが、その意欲はかなり強いと見られている。政界事情に詳しいジャーナリストが語る。「実は今春に、小池氏は野...

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政治
Posted on 2016年11月30日 12:55

それから2年後の97年(平成9年)12月、再び新進党の党首選が行われた。小沢230票、対立候補の鹿野道彦が182票であった。ところが小沢は、党首に選ばれたとたん、解党に踏み切った。小池はさすがに驚いた。〈これは、あまりにも唐突すぎないか〉解...

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