いまやプロ野球界でトレードマークにもなっている、マー君こと楽天・田中将大投手の雄たけびガッツポーズが物議を呼んでいる。日本シリーズ第2戦。6回表の二死満塁、巨人のロペス選手を三振に切って取った瞬間のド派手な回転ガッツポーズだ。スポーツニュー...
記事全文を読む→田中将大
そして12年にジャイアンツのマッカードが記録した19連勝を抜き、世界記録の20連勝を大谷翔平と投げ合って達成した時(9月6日)も、田中は「記録は破られるためにある。本当に欲しいのは優勝です」と言い切った。迎えた19日のオリックス戦では、同一...
記事全文を読む→田中が、躍進の片鱗を見せたのが、WBC敗退後、帰国して初マウンドとなった3月26日の巨人とのオープン戦だった。キャンプでの第一声となった声出しでは「優勝するぞ」と叫んだ田中。星野監督の思いと同じく、巨人を破って日本一になるという誓いだった。...
記事全文を読む→振り返れば、シーズン当初は、決して好調の時ばかりではなかった。それを救ったのは、嶋の攻守にわたるサポートがあったからに他ならない。開幕初戦となった4月2日の対オリックス戦、7回を投げ2失点で勝利した。「カーブを覚えてきたと相手(打者)に意識...
記事全文を読む→楽天のエース・田中将大は日本シリーズでの巨人との対戦を念頭に、今シーズンを闘い抜いてきた。その裏には「圧倒的な強さを誇る」チームに対するムキ出しの闘争心があったのだ。メジャー行きを控えるラストシーズンで田中と嶋のバッテリーは日本一を誓った。...
記事全文を読む→帰国した田中にナインたちは、シーズンに向けて切り換えるよう促した。「こういう時は妙な慰めよりもいいと思って‥‥」と嶋は言う。その代わり、開幕までのわずかな時間、田中がブルペンに入る時は黙って嶋がボールを受け続けた。帰国してからの田中の目つき...
記事全文を読む→投手の変化に人一倍敏感なのは、嶋の置かれた環境によるところが大きい。嶋は入団した当時、エースだった岩隈久志(現マリナーズ)が投げる場合、ほとんどは藤井彰人(現阪神)がマスクをかぶることが多かった。「エースのボールを受けてこそレギュラー」とい...
記事全文を読む→11月2日、「2013Jリーグヤマザキナビスコカップ」の決勝戦が行われる。J1の18クラブが参加する本大会で、決勝トーナメントを勝ち進んだのは、浦和レッズ(2年ぶり5回目)と、柏レイソル(14年ぶり2回目)。強豪同士の対戦だが、チーム状況は...
記事全文を読む→昨季の契約更改の場で、田中が来季の頑張りしだいで念願のメジャー行きの可能性もあることを示唆されたことは、いまや周知の事実。キャンプに向けてのオフのトレーニングも例年以上に力が入っていたのも言うまでもない。また、帰国していたレンジャーズのダル...
記事全文を読む→開幕25連勝を果たし“不敗伝説”を続ける楽天のエース田中将大。だが、今シーズンの開幕直前に開催されたWBCではふがいない結果に終わり、スランプ説も流れたほどだった。しかしその呪縛を解いたのは、ダルビッシュとの極秘会食で開眼した“体幹改造”の...
記事全文を読む→誰よりも体調管理に気を遣っていた田中に、12年、さらなる味方がついた。里田まい(29)との結婚だった。楽天の前監督だった野村は「野球選手の妻として大切な三大要素」として「料理が上手なこと」「明るい性格の持ち主」「外出好きでないこと」をあげて...
記事全文を読む→田中自身、今シーズンに賭けたもう一つの大きな理由があった。それは昨年のオフの契約更改時に遡る。その席上で、「今年、チームのために頑張ってくれるならキミの夢の実現のために我々も協力を惜しまない」と約束されたのだ。これで田中のモチベーションは上...
記事全文を読む→リードの責任は全て女房役にある──。一貫した嶋のスタンスに、田中の信頼は厚かった。優勝を決めた一戦でも、得点圏に走者を置いてからのピッチングを外角一本にしぼり、ストレートにこだわったのは、これまでに築いてきた信頼関係がなしえた配球だった。逆...
記事全文を読む→相手打者との徹底心理戦思い出すのは、1995年に起こった阪神・淡路大震災。あの時、目の前の現実に茫然とする被災者を支えたのは、仰木監督率いるオリックスのリーグ優勝、そして翌年の日本一でした。あのオリックスの執念は、きっと神戸の復興の足がかり...
記事全文を読む→