レース選択にも両者の強い信頼関係がうかがえる。「昨年、松田師がハープスターを8月の札幌記念(GII)に使ったのは、明らかに(10月の)凱旋門賞(フランス・GI)をニラんでのもの。洋芝の札幌競馬場で古馬相手に好走できれば(凱旋門賞の舞台である...
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実は社台が目を向けている外国人は騎手だけでない。馬主にも、である。生産馬を売っていくためには外資の流入もそれなりに必要だと、このところ海外のお大尽たちに馬をドンドン買ってもらっている。彼らが日本で馬主資格を取得するための協力も惜しまない。ノ...
記事全文を読む→社台グループ、そしてノーザンファームなしには成り立たない、とさえ言える競馬界の現状。その発言力は有力騎手、厩舎、海外馬主、そしてJRAにまで及ぶ。巨大組織は「帝王学」を継承することでさらなる進化を図り、「世界制覇」に向けて動きだそうとしてい...
記事全文を読む→今週は春の女王決定戦「ヴィクトリアマイル」が東京で行われる。14年は11番人気がV、13年は12番人気が2着、12年は4番人気と7番人気で決着し、過去3年は馬単万馬券の波乱含みの一戦。はたして今年も大荒れなるか。創設されてからわずか10年。...
記事全文を読む→例えば、現在ノーザンファームにいる繁殖牝馬ジンジャーパンチはGIを6勝した07年度アメリカ古牝馬チャンピオンで、桜花賞の本命になったルージュバックの母親だ。「社台の馬が走るのは種牡馬の力が大きいですが、繁殖牝馬のよさも見逃せない。それで、名...
記事全文を読む→だが、問題がないわけではない。クラブ馬に詳しい競馬ライターが言う。「こうクラブ馬ばかり走ると、高い金を払って社台から馬を買った個人馬主が『セレクトで買った高額馬よりもクラブ馬のほうが走るのは納得いかない』と憤慨するケースも見られる。また分家...
記事全文を読む→91年に導入したサンデーサイレンスがもたらす成功をもとに始まったのが、98年に始まった、社台グループ中心のセレクトセール。毎年、1億円を超す値が付く馬が何頭も出た結果、今ではこうしたセリ市場が馬の売買でポピュラーなものになっている。それ以前...
記事全文を読む→スポーツ紙、競馬専門紙の馬柱を見ると、生産牧場の欄にこれでもかと躍る「ノーザンファーム」の文字。今、この牧場がなければ中央競馬が成り立たないのでは、とさえ思われるトップ組織である。競馬界に君臨する「有力馬製造機」は、いかにして台頭してきたの...
記事全文を読む→5月3日に京都で行われる伝統の一戦「天皇賞・春」。GI馬3頭のほか、実績馬が顔をそろえる中、万券王・水戸は62年ぶりの牝馬Vがあるとにらむ。一方、5月10日に東京で行われる「NHKマイルC」は、大混戦の様相。GWのただ中に行われる天皇賞・春...
記事全文を読む→今週から東西ともに舞台を移し、東京では「フローラS」が行われる。過去5年で2度も100万馬券が飛び出しており、今年も傑出馬不在だけに、大波乱の可能性も十分。一方、京都の「マイラーズC」は、先行勢に注目だ。桜花賞、皐月賞が終わり、舞台は府中(...
記事全文を読む→2015年のクラシックがいよいよ開幕する。今週は阪神で「桜花賞」が行われるが、3戦3勝の無敗馬3頭の他、阪神JFの上位勢が顔をそろえる混戦模様。はたして、1冠目を手にするのはどの馬か、大注目の一戦だ。マルセリーナからハープスターまで。クラシ...
記事全文を読む→今週は中山で「ダービー卿CT」が行われる。荒れることで有名なハンデ重賞で、昨年は1~3番人気馬が馬券圏外に敗れて3連単31万円。穴党の出番だ。一方、阪神の「大阪杯」は、GI馬7頭が顔をそろえる超豪華版!ダービー卿CTが今週のメイン。中山のマ...
記事全文を読む→今週は中京で「高松宮記念」が行われる。今年は香港スプリントを制した外国馬エアロヴェロシティが参戦するほか、連覇を狙うコパノリチャード、GI戦で安定感のあるストレイトガールなど、豪華なメンバーがそろった。フェブラリーSに続く4歳上古馬GI第2...
記事全文を読む→今週は中山で皐月賞TR「スプリングS」が行われる。11年連続で1番人気馬が3着以内に食い込む比較的堅めの傾向の中、万券王・水戸氏はブラックバゴに◎を打った。一方、「阪神大賞典」は、ゴールドシップの取捨がカギ!2週前の弥生賞と並ぶ皐月賞トライ...
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