A氏は、「馬王」のデータのみならず、独自に入手したデータも予想のために用いていたという。判決主文にはこうある。〈本件ソフトは、Data-LaboやJRDBが提供する競馬データを利用した〉ここで指摘されているJRDB社こそ、A氏の予想をするう...
記事全文を読む→競馬
今年5月に判決が出た外れ馬券裁判。大阪のサラリーマンが、28億7000万円の馬券を購入し、30億円余りの払い戻しを受け1億円以上のプラス収支を稼ぎ出した事実は、競馬ファンに衝撃を与えた。はたして競馬に必勝法はあるのか。渦中のデータ会社関係者...
記事全文を読む→観衆からどよめきが起こり、外れ馬券が雪のように舞う‥‥。“奇跡の瞬間”は何とも悲喜こもごもだ。競馬実況の神様・杉本清氏に、思い出の大波乱を語ってもらおう。*競馬実況に携わって50年になりますが、これまで一度だけ、実況中に我を忘れてハチャメチ...
記事全文を読む→数々の名馬の背で得たものが「騎手・武豊」に蓄積され、彼にしかできない手法で、5頭のサラブレッドをダービー馬にした。今年その背でダービーを制したキズナとは、実は、デビューしたときから、ちょっとした縁があった。キズナは昨年の10月7日、京都芝1...
記事全文を読む→「最近やっと『ディープのいない競馬』に慣れてきたけど、いまだに引退した気がしない。『ディープだったらどうだったかな』とか考えてしまいますね」ディープの引退から1年以上経っていた08年の2月末、そう話した武の携帯電話が鳴った。彼のエージェント...
記事全文を読む→平松氏が言う。「ブリーダーズカップのいいところは、短距離、中長距離、牡、牝、芝、ダート、年齢別にレースが細分化されている点。その馬に合ったカテゴリーを見つけやすいのです。ただ、逆にたくさんのレースに馬が分散するため、一つ一つのレースの出走馬...
記事全文を読む→99年、アドマイヤベガで史上初のダービー連覇をやってのけた武は、翌2000年、エアシャカールで皐月賞優勝、ダービー2着、菊花賞優勝の「準三冠制覇」を達成。02年にはタニノギムレットで前人未到のダービー3勝をマークし、かつては遠い栄冠だった「...
記事全文を読む→一部で引退説も出ているが、「よほど発表された以上に重症で、秋も走れないのではないか、という状態であれば引退の可能性もありますが、そうでなければ、早々に引退発表をしても(年明けの)種付けシーズンまで何カ月もただ待っていることになり、メリットは...
記事全文を読む→天才・武豊騎手が日本ダービーに初騎乗したのはデビュー翌年の88年、16番人気のコスモアンバーで、結果は16着だった。それから数えること8回、デビューしてから10年が経っても「ダービージョッキー」という栄光だけは、手中に収められずにいた──。...
記事全文を読む→ダンスインザダークでダービーを惜敗した前週、武は2年連続、3度目のオークス制覇を成し遂げていた。騎乗馬は、エアグルーヴであった。武の手綱で桜花賞を勝ったシャダイカグラ、93年のダービー馬ウイニングチケットなどを育てた伯楽・伊藤雄二が、誕生直...
記事全文を読む→引退説、秋のフランス遠征白紙化──。ファン投票一番人気に推されながらも「肺出血」で宝塚記念を緊急回避した国内最強馬に、暗雲垂れこめる報道が相次いだ。ところが、である。暗雲どころか、あの球界のプリンスのごとく、驚異の「二刀流」復活プランが浮上...
記事全文を読む→佐々木氏が武に馬券を買う時のヒント、馬の調子の見分け方を質問し、武がそれに答える。そして、佐々木わかった。これから馬券購入の参考にさせてもらうよ。まあ、そうは言っても、俺の馬券の基本は武君だけどね。武フリークまる出しなのである。ただ、「俺の...
記事全文を読む→メジロマックイーンが引退した翌94年、武はスキーパラダイスでフランスのムーランドロンシャン賞を勝ち、日本人騎手による海外GI初制覇を達成。95年には史上最速・最年少でJRA通算1000勝をマークし、「天才」の名をほしいままにしていた。そんな...
記事全文を読む→兜氏はこうも言う。「アドマイヤムーンを管理した松田博資師も武を絶対に乗せない。松田厩舎にはかつて、アドマイヤマジンが所属していました。ヴィルシーナやファルスター(牡5歳)を預ける友道康夫厩舎の馬にも、武はほとんど乗っていませんよね」近藤氏の...
記事全文を読む→