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●ゲスト:上田慎一郎(うえだ・しんいちろう) 1984年、滋賀県生まれ。中学生の頃から自主映画を制作、2009年に映画製作団体「PANPOKOPINA」を結成。15年、オムニバス映画「4/猫」の1編「猫まんま」の監督で商業デビュー。18年、初の劇場長編デビュー作「カメラを止めるな!」が公開。都内2館から全国300館以上に上映が拡大される異例の大ヒットを記録、一大ブームを巻き起こした。本年8月、中泉裕矢、浅沼直也との共同監督作「イソップの思うツボ」が公開。10月18日より監督・脚本・編集・宣伝プロデューサーを務める最新作「スペシャルアクターズ」が、丸の内ピカデリーほかで全国公開。
昨年大きなブームを巻き起こした「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督。ついに公開される待望の最新作「スペシャルアクターズ」は、期待にたがわぬおもしろさと驚きに満ちた傑作となった。日本映画界を揺さぶり続けるその才能に、天才テリーも迷わず太鼓判を押した!
テリー 期待の新作「スペシャルアクターズ」拝見しましたよ、おもしろかった! 僕は「カメラを止めるな!」より好きですね。
上田 本当ですか、ありがとうございます! 試写会でもおおむね好評のようでちょっとホッとしているところです。
テリー 今の日本映画って、だいたい俳優さんのイメージが固まっているから、出てきた段階で「ああ、こういう役柄なんだろうな」と想像できちゃうんだけど、失礼ながら上田監督の作品は知っている役者さんがまったくいなくて、それがまたすごく新鮮だったです。そこって、上田監督のこだわりなんですか。
上田 それ、よく言われるんですけれど、今回は「ワークショップ(実際に演技やディスカッションを重ねて学習する体験型講座)で新人俳優を見つけて、映画を作ってください」という依頼で制作した作品なんですよ。たまたま前の「カメ止め」も同じフォーマットで作っていて、それが続いている感じです。
テリー 今回の作品は、演じることで何でも解決する集団「スペシャルアクターズ」が、女子高生の依頼を受けて、カルト集団に乗っ取られそうになっている旅館を救う、という話ですよね。今回のキャスティングの肝はどういうところにありますか。
上田 美男美女で演技が上手な俳優が出ている映画って、たくさんあるじゃないですか。ですから、そうじゃない映画を作ろう、というのがまずひとつ。あと今回主役を務めた大澤数人君なんですが、彼は10年間で2~3本しか仕事をしたことがないぐらい経験の浅い役者なんですよ。
テリー それ、ほとんど演技の仕事をしていないってことじゃないですか。
上田 バイトばかりしていて、しかも両親にも10年間俳優をやっていることを伝えていなかったらしいです。そんな彼がとてつもないプレッシャーの中で芝居をするということをフィクションとしての物語、そして彼自身のドキュメントに重ねればおもしろくなるのでは、と思いました。
テリー ということは、小心者で何事にも及び腰の主人公像は、大澤さん自身でもある?
上田 そうですね。メインキャストを15人選んで、彼らとある程度の時間を共に過ごしてから物語を作って、全て当て書き(役者の個性に合わせて脚本を書くこと)していっので、みんな、ほぼそのままの印象だと思います。
テリー 中でも僕が強く印象に残ったのは淡梨さん。ちょっと病んだ感じも含めて、独特の雰囲気があってね。
上田 彼は一度見たら忘れられない、あのパッと見の顔だちと立ち姿に引かれましたね。
テリー そこにカルト集団の教祖役を当てはめるなんて、さすがですよ。
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