太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→追悼 さらば「障碍者芸人」ホーキング青山の破天荒一代
先頃、お笑い芸人のホーキング青山(享年50)が昨年12月12日に亡くなっていたことが公表された。マシンガンのようにしゃべりまくる「障碍者芸人」の人生は、その多くがビートたけし(77)への憧れにあふれ、寵愛を受ける関係性とともに歩んだ生涯だった。
青山は先天性多発性関節拘縮症により、生まれつき両手足が使えなかった。
幼少時より何となくバラエティー番組を見てはいたが、小学校高学年頃になると、中でもたけしだけは「何か変だな」と思い始めた。そして、「ビートたけしのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)を聴きだして確信したのだ。生前の青山がアサ芸にこう語っている。
「ありえないくらいの悪口が気持ちよかった。障碍者って世間的に差別される反面、真綿に針を包むというか腫れ物扱いで、本音で話せる場所がなくて。あの人の毒って、それを全部打ち破る。そのエッセンスがあれば、自分も生きやすくなる。タチの悪い子とは思われても、足りない子とは思われたくなかった。だったら、そっちの方がいいなって‥‥」(以下、「 」内は青山の発言)
とはいえ、芸人になる気はなかったが、徐々に放送コードのないネタが飛び交うお笑いライブに足を運ぶようになった。
「いろんな所に顔を出してたら、目立つから、みんながネタにするわけですよ。談志師匠なんて『あの青山ってヤツは、立見席で座って観てんだ』って」
青山をいじることが解禁された。すると高田文夫が仕切る「関東高田組」の芸人を中心に、メディアで青山の名前が出されるようになる。さらには本人が「週刊SPA!」でインタビューを受けるまでに至ったのだが、その記事に〈彼はお笑い芸人を志している〉と書かれてしまったのだ。
「一言も言ってないのに。そしたら(大川興業の)大川総裁が『うちでやるか?』って。なりゆきで舞台に上がったんだけど、登場しても拍手がなくて地獄だった。笑っていいんだよって伝えるために『見世物小屋にようこそ』って言ったらウケちゃったの」
デビューは94年6月だった。青山は「憧れのたけしさんに会える可能性も増えた」と周囲に吹聴した。
「その途端、2カ月後に(たけしの)バイク事故ですよ」
たけしとの対面が実現したのはようやく01年、「ここがヘンだよ日本人」(TBS系)で障碍者を取り上げる放送回の収録だった。当時は「乙武洋匡の悪口を言える男」としても認知されるようになっていた頃だ。
「オンエア見たらひどかった。みんな正面向いてんのに、僕だけたけしさん見たくて横向いてんの」
それでも、また収録に呼んでもらえた。そこで「何かしゃべれ」と言われ─。
「浅草の駅は階段ばっかりだから、介護で駅員さんが担いでくれる。でも踊り場で駅員さんが止まってゼイゼイ。『私、心臓悪いんです』って。そしたら殿が『お前、全部ネタだろ』と笑い、気づいたら30分くらい僕との掛け合いに。最後には『お前、そんなことばっかり言ってると、俺ん家呼んじゃうから覚悟しろ』ってよくわからないこと言って」
実際、プライベートでも親交を持つようになり、「俺はとにかくお前のそのしゃべりが好きだ」と評された。
「たけしさんが好きで、それマネしただけなのに」
青山は12年から落語にも進出したが、これもたけしの進言がきっかけだった。
「『障碍者が障碍者の(ことを話す)番組に出るのは当たり前なんだから。それ以外の話できるようになって初めて一人前だぜ』と言われてからです。グレート義太夫さんと『二人会』を始めたら、その初回に飛び入り出演もしてくれた。客席50〜60人の会場で、予告なしのたけしさん登場です」
ちなみに、たけしは青山に「古今テー志んショー者」の高座名を授け、改名の必要性に迫られると「古開院亭大麻(こかいんていたいま)」と名付けている。
青山は、亡くなる直前に公開された北野映画「首」(23年、東宝・KADOKAWA)にも重要な役どころで出演した。最期までたけしとともにあった芸人人生であった。合掌。
アサ芸チョイス
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→

