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こうした規則正しい食生活には、「体内時計」をリセットする効果もある。
「本来、人間は朝目覚めて夜眠くなる、いわゆる『体内時計』の機能が備わっていますが、これが1日25時間周期で、地球の自転周期である1日24時間とそもそもズレがあります。そこに、昼夜逆転の生活や休日の寝だめなど、不規則な生活を送っていると、『体内時計』は大幅に狂っていきます。そうなると、新陳代謝が阻害され、疲労感や倦怠感など体に不調が現れ始め、脂肪もため込みやすくなるのです。朝1杯の水を飲み、朝食をとること、さらに朝日を浴びることで、体内時計のズレを修正してくれるのです。実際、患者さんの中には毎日朝食をとるようにしただけで、体調がよくなった人もいます」
せっかく朝食をとるなら、その内容にも気を配りたい。特に、健康に痩せるために積極的に摂取したいのが「食物繊維」である。
「食物繊維には水に溶けにくい不溶性(ゴボウ、サツマイモ、豆類など)と、水に溶けやすい水溶性(オクラ、納豆、サトイモなど)の2つに大別されます。前者はおなかの中で水分を吸って膨らみ、便をかさ増しし、腸の蠕動運動を促します。一方、後者は水を含むとゲル状になり、便を軟らかくして排出しやすくします」
便の排出だけでなく、食物繊維は腸内細菌を喜ばせるのに欠かせないもの。この腸内細菌も「腸活」のカギを握っているという。そこで、「発酵食品」も食事に取り入れたいところだ。
「腸内には実に200種類以上、500兆個以上もの細菌が住みついています。その状態が花畑に見えることから『腸内フローラ』と呼ばれます。腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つがあり、健康的に痩せるには善玉菌を優先にする必要があります。そのために乳酸菌が欠かせないのです。乳酸菌を多く含む発酵食品としてヨーグルトやチーズ、納豆、キムチが代表的です。ただし、乳酸菌は生命力が弱く、便になって体外に排出されるため、毎日こまめに摂取することがポイントです。また、水溶性食物繊維は善玉菌のエサにもなっている。2つの食物繊維をバランスよく、そして毎日、乳酸菌をとることを心がければ、腸は元気になります」
メタボ解消で始めた腸活が健康寿命を延ばすことにもつながる。人生100年時代を謳歌したいなら腸内環境を整えるべきなのだ。
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