スポーツ
Posted on 2018年10月06日 17:56

凱旋門賞“必中大作戦”・武豊の「クリンチャー」が世界を驚かせる(2)前哨戦の完敗は度外視でOK!

2018年10月06日 17:56

 例年のように多頭数(フルゲート20頭)となる凱旋門賞。シーオブクラスなど後方一気タイプの馬は、馬群をどうさばくかもポイントだが、新装されたパリ・ロンシャン競馬場には、フランスで初のオープンストレッチが設けられた。

「最後の直線に入って少ししたところ(残り450メートル付近)で仮柵を取り払い、内ラチ沿いに6メートル分のスペースを作ることで、各馬が進路を確保しやすくなりました。これは、よりフェアなレースを作り出そうとする狙いがあります」(秋山氏)

 これまでのフランス競馬は、馬群で来て、インに閉じ込められた馬が、そのまま出られずに終わるようなレースも多かった。

「イメージとしては京都の外回りでしょうか。馬場状態によってはインからの突き抜けもあるでしょうし、外差しもありそう。ジョッキーたちがどういう進路を取るのか、そこにも注視したいですね」(牧野氏)

 先行勢の中では、今年のGIキングジョージVI世&クイーンエリザベスSの2着馬クリスタルオーシャンも有力な1頭だ。

「みずから動けて、長くいい脚を使う堅実なタイプだけに、大崩れはなさそうです。前走のGIIIセプテンバーSの3馬身半差2着にしても、勝ったエネイブルとは、約3.6キロの斤量差がありました。それだけに、見限らないほうがいいでしょう。あと注目したいのはデフォー。今年5月のGIIジョッキークラブSは強い競馬でしたし、前走GIバーデン大賞2着は進路選択の差です」(秋山氏)

 では、レジェンド武豊が騎乗するクリンチャーの評価はどうなのだろうか。前哨戦は逃げて最下位(6着)と完敗だったが‥‥。

「宮本博調教師が『使ってよくなるタイプ』と話すように、初勝利も菊花賞2着も大敗からの巻き返しで、この中間も『ダメージが残らないように仕上げた。これで直前にハードに追って本番を迎えたい』と笑顔でした。逃げた理由にしても、武が『次へ向かうレースをしたかった』と話していたように、馬の気分を損ないたくなかっただけで、本番は好位からのレースになると思います」(牧野氏)

 馬場が悪化し、「パワー勝負になればチャンスはある」と、牧野氏は次のように期待する。

「GII京都記念勝ちが重馬場、GI菊花賞2着は不良馬場でした。馬場がシブれば、世界を驚かせるシーンがあるかもしれませんね」

 今年の凱旋門賞は、馬場状態をチェックしてから馬券を購入したほうがよさそうだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年07月01日 07:15

    森保ジャパンが挑んだサッカーW杯決勝トーナメント初戦のブラジル戦(6月30日・ヒューストン)は、MF佐野海舟のゴールで先制するも逆転負け。サッカー王国の壁に跳ね返された。続投論がある森保一監督だが、すでに2期8年の間、代表監督を務めており、...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年07月01日 11:15

    W杯決勝トーナメント1回戦で敗退したサッカー日本代表は4年後に向けて、コーチ陣を含むスタッフ人事が白熱し始めた。2期8年続いた森保体制で、常に言われていたことがある。それは森保一監督が「現役時代に海外リーグでプレーしたキャリアがない」という...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年07月01日 20:00

    国民的熱狂イベントとなったサッカーW杯の、日本代表戦のテレビ視聴率は、それぞれどうだったのか。日本は決勝トーナメント初戦でブラジルに敗退したが、グループリーグ3試合を含めた推移を整理してみたい。グループリーグ最初のオランダ戦はNHKが中継し...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク