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記事全文を読む→凱旋門賞“必中大作戦”・武豊の「クリンチャー」が世界を驚かせる(2)前哨戦の完敗は度外視でOK!
例年のように多頭数(フルゲート20頭)となる凱旋門賞。シーオブクラスなど後方一気タイプの馬は、馬群をどうさばくかもポイントだが、新装されたパリ・ロンシャン競馬場には、フランスで初のオープンストレッチが設けられた。
「最後の直線に入って少ししたところ(残り450メートル付近)で仮柵を取り払い、内ラチ沿いに6メートル分のスペースを作ることで、各馬が進路を確保しやすくなりました。これは、よりフェアなレースを作り出そうとする狙いがあります」(秋山氏)
これまでのフランス競馬は、馬群で来て、インに閉じ込められた馬が、そのまま出られずに終わるようなレースも多かった。
「イメージとしては京都の外回りでしょうか。馬場状態によってはインからの突き抜けもあるでしょうし、外差しもありそう。ジョッキーたちがどういう進路を取るのか、そこにも注視したいですね」(牧野氏)
先行勢の中では、今年のGIキングジョージVI世&クイーンエリザベスSの2着馬クリスタルオーシャンも有力な1頭だ。
「みずから動けて、長くいい脚を使う堅実なタイプだけに、大崩れはなさそうです。前走のGIIIセプテンバーSの3馬身半差2着にしても、勝ったエネイブルとは、約3.6キロの斤量差がありました。それだけに、見限らないほうがいいでしょう。あと注目したいのはデフォー。今年5月のGIIジョッキークラブSは強い競馬でしたし、前走GIバーデン大賞2着は進路選択の差です」(秋山氏)
では、レジェンド武豊が騎乗するクリンチャーの評価はどうなのだろうか。前哨戦は逃げて最下位(6着)と完敗だったが‥‥。
「宮本博調教師が『使ってよくなるタイプ』と話すように、初勝利も菊花賞2着も大敗からの巻き返しで、この中間も『ダメージが残らないように仕上げた。これで直前にハードに追って本番を迎えたい』と笑顔でした。逃げた理由にしても、武が『次へ向かうレースをしたかった』と話していたように、馬の気分を損ないたくなかっただけで、本番は好位からのレースになると思います」(牧野氏)
馬場が悪化し、「パワー勝負になればチャンスはある」と、牧野氏は次のように期待する。
「GII京都記念勝ちが重馬場、GI菊花賞2着は不良馬場でした。馬場がシブれば、世界を驚かせるシーンがあるかもしれませんね」
今年の凱旋門賞は、馬場状態をチェックしてから馬券を購入したほうがよさそうだ。
アサ芸チョイス
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