芸能

テリー伊藤×前田敦子「中田監督の現場はスパルタでした!」

 連載第800回目のゲストは前田敦子。AKB48卒業後は女優として活躍し、5月公開予定のホラー映画に主演するなど、演技の幅をどんどん広げている。そんな快進撃中のあっちゃんが、「恋愛観」から「プライベート秘話」まで、天才テリーの前で赤裸々に告白した。

テリー おっ、かわいい格好してるじゃない。

前田 ありがとうございます。テリーさんに合わせて、帽子をかぶってみました(笑)。

テリー 似合うよ。で、ソロになってからは、どう?

前田 映画をいっぱい見てますね。もともと映画が大好きで、ソロになってから時間も以前よりかはあるので、毎日のようにショップに通い始めて、いっぱい買うようになりました。

テリー トヨタの車で行くの?

前田 いえ、自転車(笑)。

テリー 自転車なんだ! いいねぇ~。映画はレンタルじゃなくて購入してるんだ。

前田 はい、集めるのが好きなんです。メイキングシーンを見るのも大好きで、去年の12月ぐらいから一気に見始めましたね。

テリー どれくらいのペースで見てるの?

前田 1日4~5本見ます。1日休みをいただけると、映画館で4~5本見たりしますね。

テリー そんなにハシゴして見るんだ。

前田 そうなんです。映画館と映画館の移動や上映時間をうまく組み合わせて。「こことここが若干かぶってるけど、最後のエンドロールを見ないで移動すれば、次の上映時間には間に合う」なんて感じで。

テリー すごいな。ホントに好きなんだね。5月18日公開の「クロユリ団地」でも主演を務めたんだって? これはどんな映画なんですか。

前田 ホラー映画なんですけど、普通のホラー映画とは少し違う感じです。団地の隣部屋で孤独死が起きて、それをきっかけに怪奇現象が起こっていくんです。亡くなったおじいさんが取りついていたと思っていたら、実は‥‥というような。

テリー どうでしたか、主演を演じてみて。

前田 中田(秀夫)監督の世界観に驚きましたね。1回でOKを出してくれる監督さんではなくて、10テイクぐらいは普通に撮りましたから。

テリー うわぁ、そりゃ大変だな。

前田 大変でした。全てのシーンがそうですから。例えば涙を流すシーンでも、1回じゃなくて何回も分けて撮るんです。だから撮影の間は、涙を流しっ放し。それぐらい撮影現場はスパルタでしたね。

テリー 演技をしていて、自分でこれはOKだな、と思うじゃない。それでも?

前田 「もう1回お願いします」って言われます。

テリー それだけ苦労して撮影した作品を見て、どうでしたか。

前田 納得しました。これが監督の表現したかった世界なんだって思って。

テリー じゃあ、見どころが満載なんだね。

前田 はい。ホラー映画としてはもちろん、どこで何が起こるんだろうと怖がってもらえる部分が多いと思いますし、ただのホラー映画ではなく、登場人物がそれぞれ抱えている「孤独」という部分に、自分を重ね合わせて見ていただけたらうれしいですね。

テリー 孤独も隠れたテーマなんだ。

前田 はい。ひとりひとり隠し持っている孤独が、映画の中でいろいろとぶつかっていくんです。「怖い」だけじゃなく、気持ちの部分で感情移入をしてもらえたらいいですね。

テリー じゃあ、ぜひ映画館で見てもらいたい作品だね。

前田 はい。大きい画面で、大音量が聞ける場所で見てほしいですね。

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