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野手の最注目株は2年目の外野手、「執念先輩」のニックネームが付いた【4】今川優馬(25)だろう。オープン戦で4割、3本塁打と打棒が爆発。3日のヤクルト戦では守備用のシューズを履いて打席に入ろうとし、懲罰交代のペナルティーを受けて話題になった。
「正直、守備は今ひとつですが、それ以上に豪快なバッティングが魅力。昨季はチーム本塁打78本と、5位の楽天に30本差をつけられた貧打のチームにとって、長距離砲は喉から手が出るほど欲しい。なにより地元・北海道出身で日本ハム愛の強さがファンにも認められており、明るい性格で杉谷拳士(31)の後を継ぐチームのムードメーカーとしても台頭してきています。貴重な右の代打から、スタメン奪取を狙っています」(日本ハム番記者)
清宮幸太郎(22)がくすぶる現在、近い将来の主軸を期待される大砲なのだ。
目下、覚醒間近とされるのが4年目外野手、【5】万波中正(21)。阪神時代に新庄監督を指導した野球解説者の伊原春樹氏によれば、
「オープン戦で4割超えの4本塁打、入団時からその素材にはかなり注目してきましたが、これなら開幕スタメンは間違いない。伸び盛りの年齢ですから、今季大きく成長することは間違いないでしょう」
この見立てには、球界関係者も大いに賛同する。
「万波は『超』が付くほど野球に対してマジメで、高校時代にはチーム内意見の衝突からスランプに陥ったりもしていた。体育会系のタテ社会が向かないタイプなんです。新庄監督の就任後にチームの風通しが一気によくなったのは、万波にとって才能を開花させる下地が整ったと言えます。新庄監督も時にはLINEなどを使って、決して押さえつけず、疑問にはその都度答える丁寧な指導を行っている。細かいフォーム修整を命じて、大味だった万波の打撃向上に努めているのです」(スポーツ紙デスク)
万波に「当確ランプ」が付いたとしても外野の定位置争いは過酷だ。実績で言えば近藤健介(28)と淺間大基(25)が基本線だが、そこに割って入ろうとする若手がゴロゴロしており、
「新庄監督のイチ押しだったスピードスター・五十幡亮汰(23)は急性腰痛で開幕復帰は微妙。回復した頃にはさらに競争が激化しているでしょう。キャッチャー登録ながらレフトでオープン戦出場が続く【6】田宮裕涼(21)は強肩に加え、捕手らしからぬ俊足がウリ。外野守備も問題なしの不気味な伏兵です。今季、本格化した怪物投手、ロッテ・佐々木朗希(20)の158キロストレートを打った智辯和歌山高出身の2年目、【7】細川凌平(19)も面白い」(飯山氏)
内野手に目を向けると、ルーキーの【8】水野達稀(21)が目立っている。セカンド、ショートをソツなくこなせる、俊足好打のユーティリティプレーヤーだ。
「複数ポジションをこなせる選手を多く作るのが新庄野球の真骨頂。その意味で水野と並んで赤マル急上昇なのが、昨季トレード入団した【9】佐藤龍世(25)です。新庄監督が推奨した、2ストライクからは余計な力をこめず軽く打つ『ペッパー打法』をすでに自分のものにしており、『ペッパー師匠』の異名を持つ。さらに内外野全ポジションを守れることでも評価を高めています」(球団関係者)
BIGBOSSと9人の期待株が、混パの台風の目となることは間違いなかろう。
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