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記事全文を読む→サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「エアアンセムの巻き返しに期待」
今週は牡馬・牝馬のクラシックTRが東西で行われる。05年から1番人気が連対していた皐月賞TR「弥生賞」は、過去2年が波乱決着。はたして今年は? 一方、桜花賞TR「チューリップ賞」は、ハープスターが主役!
ここを勝って皐月賞、ダービーを勝利した馬を思いつくままあげてみようか。タニノムーティエ、ロングエース、ハイセイコー、カブラヤオーと古いところはともかく、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ディープインパクトと3冠馬が3頭出たのは特筆すべきだろう。
他にもラッキールーラ、サクラチヨノオー、ウイニングチケット、ロジユニヴァースなどがダービー馬となっているし、このトライアルを勝って皐月賞馬となった馬もファンタスト、アグネスタキオン、そしてヴィクトワールピサなど枚挙にいとまがない。
「まだいるだろう」と、読者のお叱りの声も聞こえてきそうだが、とにもかくにも皐月賞だけではなく、ダービーをも占う重要な位置づけにある重賞であることは間違いない。
それだけ毎年、顔ぶれがそろうわけだが、今回も精鋭が集った感がある。それだけに人気は割れると思うが、それでも順序立てるとトゥザワールド、ワンアンドオンリー、キングズオブザサン、以下差なく続くのではないだろうか。
いずれにせよ、見応え満点の白熱した競馬が展開されること請け合いだ。
馬券的には、どうだろう。評価どおり堅く収まる傾向にあるが、おもしろいことに一昨年、昨年と馬単で万馬券が飛び出し、ともに勝ち負けした馬は、皐月賞、ダービーともに縁はなかった。2週後にある同じ皐月賞トライアルのスプリングSに注目馬が集まったためだが、しかし今回は冷静に値踏みして、トゥザワールドなど各有力馬のポテンシャルはかなり高そうだ。無理な穴狙いは避けるべきだろう。
では、人気どころのいずれかから入るのが馬券の筋になるが、前述したように人気はドングリ。よって勝ち馬が2着以下をちぎるということはないのではないか。堅いと見られた先のGIフェブラリーSが大荒れの結果になったことを思うと、やはり競馬に“絶対”はないのだ。
穴党としては、有力どころに割って入るとしたらどの馬か、という視点で軸馬をあぶり出してみたい。
狙ってみたいのはズバリ、エアアンセムだ。
まずは2番人気で11着になった前走・京成杯を振り返ってみよう。道中は中団よりやや後ろ。終始もまれっぱなしで、出るに出られない始末。3角手前の勝負どころでは、真後ろにいた馬にかぶせられ、さらに抜け出そうとして前の馬が壁になるという不利の連続。これでは期待を裏切るのも当然、消化不良の競馬だった。それでも勝った馬とはコンマ8秒差。挽回不可能な結果ではなかっただけに、見捨てるわけにはいかない。
パドックで覇気が感じられなかったこともあるが、前走比6キロ減、前々走のデビュー戦を勝った際に比べると12キロ減の体重だったことを思うと、状態もよくなかったことがわかる。
その前走を「参考外」とする後藤騎手によると、この中間の稽古のよさもあって「デビュー時に比べると体力アップ。たくましくなってきたのが何より」だそうで、減っていた体重も戻ってきたと見てよさそうだ。
祖母エアデジャヴーは、桜花賞3着、オークス2着の力量馬で、エアシャカール(皐月賞、菊花賞)ほか近親に活躍馬がズラリといる良血。巻き返しを大いに期待したい。
穴馬として注目したいのは、ウンプテンプだ。
新馬を勝ち上がったばかりだが、キャリアの浅さを補って余りある素質の持ち主。フサイチコンコルド(ダービー)、アンライバルド(皐月賞)など、これも一族に活躍馬がキラ星のごとくいる良血。あか抜けた好馬体も魅力で、一発があって不思議はない。
◆アサヒ芸能3/4発売(3/13号)より
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