政治

「ならず者国家」北朝鮮と手を組んだ窮地プーチンを諫める戦争終結のキーパーソン

 ロシアのウクライナ侵攻が続く中、ウクライナのゼレンスキー大統領が12月21日に電撃訪米。ホワイトハウスでバイデン大統領と会談し、追加支援を要請した。

 バイデン大統領は「必要な限り、支援を続ける」とし、最新鋭の地対空ミサイル「パトリオット」や、ウクライナの大砲、戦車、ロケットランチャーが必要とする弾薬などを含め、約19億ドル(約2450億円相当)の供与を約束している。

 一方、物資の確保が困難になり始めているロシアは、急速に北朝鮮との距離を縮めているという。政治ジャーナリストによれば、

「核開発を進めている北朝鮮は、中国よりもロシアとの関係性を深めたいと考えています。米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官も、北朝鮮から相当量の砲弾が中東や北アフリカを経由してロシアに供給されていると明かし、懸念を示している。北朝鮮は外貨獲得のためロシアに多数の労働者を派遣し、激戦で破壊された街の修復などにあたらせているといいます。ならず者国家の北朝鮮との関係を強化するということは、それほどプーチンが追い込まれている証しでしょう」

 一方、ドイツのシュタインマイヤー大統領は20日、中国の習近平国家主席と電話会談を行い、プーチンにウクライナ侵攻をやめさせるように働きかけることを要請している。今後は北朝鮮、ロシアに影響力を持つ中国と習近平の舵取りが、戦争終結のカギを握りそうだ。

(ケン高田)

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