スポーツ
Posted on 2023年02月11日 17:56

2月競馬「儲かる川田」「損するルメール」馬券で必勝大作戦!(3)乗り替わりの時は疑ったほうがいい

2023年02月11日 17:56

 2月19日まで開催される東京競馬場の成績に目を移すと、ここでも馬券に有効なデータが見えてきた。

「川田騎手は騎乗回数が少なく、好走率や回収率も決して悪くはないくらいの水準。とはいえ、20~22年に限ると、5歳以上の馬や前走が今回より長い距離の馬に騎乗した時は、単複の回収率が非常に優秀です」(伊吹氏)

 ここ数年、栗東所属ながら関東での騎乗が多いルメールは、1月22日までの中山は<3 3 3 22>とわずか3勝だったが、舞台が東京に替わると1日6勝をあげるなど、復調気配にある。

「東京でのルメール騎手は基本的に信頼できるような印象があり、実際にいくつかのコースは回収率が優秀でした。しかし昨年は、全体的に好走率が低かった上、単勝回収率が60%、複勝回収率も78%です。今後も過信禁物とみるべきでしょう」(伊吹氏)

 中でも特に落ち込みが激しかったのがダートの中長距離戦だ。

「17年から21年までの5年間を見ると、2100メートルでの3着内率は59.5%、複勝回収率が111%と好成績を収めていました。ですが昨年は3着内率が30.8%、複勝回収率は45%。1600メートル戦にしても、19~21年の3着内率55.6%、複勝回収率80%に対して、昨年は3着内率44.1%、複勝回収率70%と落としています。22年10月のグリーンチャンネルCの時もそう。1番人気のアドマイヤルプスで9着に敗れているように、以前とはかなりイメージが変わっています」(伊吹氏)

 1月29日の東京3R(ダート1600メートル)でも1番人気で10着、11Rの根岸Sでは3番人気のテイエムサウスダンを14着に沈めた。

「この2頭はともに乗り替わりだった。継続騎乗じゃない場合は疑ったほうがいいね。昨年から追い切りに乗る回数が減っている印象があり、レースでも逃げたり、追い込みだったりとポジションにバラつきが見られる。逆に川田は追い切りにまたがってからレースでの騎乗を判断することも。調教師が馬の状態について『川田が乗ってくれるから(大丈夫でしょう)』なんて答える場合もある。この調子なら武豊以来となる2年連続『騎手大賞』もあるかもよ」(デスク)

 2月は「阪神の川田」と「東京のルメール」の買いどころを見極めて、常勝を目指してみてはいかがだろうか。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク