スポーツ

試合詳細を目視できない!日本ハム新球場に巻き起こる「すさまじいブーイングと苦情」

 3月30日のパ・リーグ開幕戦から正式に運用が始まった、日本ハムの新本拠地球場「エスコンフィールド北海道」。華やかな球場施設とは対照的に、報道陣からはすさまじいブーイングが巻き起こっている。

 報道陣がまず文句を言っているのは記者席、テレビラジオブースの位置だ。

「バックネット裏中央からやや一塁寄りにあって、関係者エレベーターで4階まで上がらなければなりません。当然、目視で試合の詳細を見ることはできず、モニター画面がないと仕事にならない状況です」(スポーツ紙デスク)

 選手や新庄剛志監督を取材するのも、ひと苦労だ。

「帰り際に選手を捕まえるのは地階ですが、とにかく風が通るため春先、秋以降は寒い。反対に夏場はかなりの暑さになりそうです。そこに選手が来るのはいいのですが、止められる導線が短い。新庄監督が試合後に取材対応する場所は、そこから100メートルほど離れた会見場になる。双方をハシゴするのは事実上、無理です」 (スポーツメディア関係者)

 前本拠地の札幌ドームは、球場から歓楽街のススキノまで、タクシーや地下鉄で30分もあれば余裕を持って到達できるが、エスコンフィールド北海道が位置する北広島市は車で45分、電車とバスなら1時間の所要となる。

「ビジターチームの選手と関係者は初戦、2戦目はススキノ泊まりですが、3戦目は翌日に備えて千歳市内のホテル宿泊に変更されました。報道陣にしても、北広島市内での宿泊を命じられた媒体があるようで『札幌で1泊して遊べなくなった』と大不評です」(前出・スポーツメディア関係者)

 開業当初から不平不満ばかりが集まる新球場も、なかなかないだろう。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
また出た!広島カープに「ベテラン選手の不倫デート発覚」下半身コンプライアンス崩壊