政治

丸川珠代「衆院東京7区に鞍替え」野心まる出し「女子アナ出身総理」への道

 自民党が、参院議員の丸川珠代元五輪相を次の衆院総選挙で東京7区へ鞍替えさせることを決定した。永田町では「野心満々の丸川が女性初の総理総裁レースに参戦か」と囁かれている。

 東京7区は新たな区割りで、渋谷区と港区が入る。地元支部が丸川氏を推し、東京都連が党本部に上申したことで「丸川支部長」が誕生した。

 丸川氏はテレビ朝日のアナウンサー時代、安倍晋三元首相が白羽の矢を立てて07年の参院選に擁立した「安倍チルドレン」のひとりだ。参院3期目で、環境相、五輪相2回と計3度、入閣している。自民党関係者が言う。

「しかし自民党内の慣習で、参院では3度入閣した議員はそれ以上の出世が難しいと言われます。そのため野心を持つ丸川氏は以前から衆院への鞍替えを模索し、最も頼りとしていたのが安倍氏でした。銃撃事件後は安倍氏の右腕だった萩生田光一政調会長に擦り寄り、昨年の参院選では萩生田氏がなんとか当選させようとしていた生稲晃子氏をバックアップして、当選に大きく貢献しました」

 その論功行賞があったからこそ、東京7区支部長への道が開けたのだろう。政治部デスクは渾沌としてきた「女の争い」に斬り込んだ。

「『日本初の女性首相』を目指しているのは高市早苗氏や野田聖子氏、自民党外では小池百合子都知事と言われます。丸川氏も鞍替えによって、そのラインに割って入ろうとするでしょう。特に彼女は小池氏にライバル心をむき出しで、21年の都議選では自民党候補の応援のため、小池氏が特別顧問の『都民ファーストの会』を潰せとばかりに絶叫して走り回っていた。今後の四つ巴が見ものです」

 かつて「女ヤジ将軍」のアダ名を与えられた元女子アナの「次の一手」から目が離せない。

(田村建光)

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