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記事全文を読む→急逝から1年で夫人が激白インタビュー「上島竜兵は『本当にばかやろう』でした!」(2)「カミさんはブス」と吹聴し
先にも登場した志村とは公私ともに関係が深かった。〝師匠〟のシャイなエピソードをこう明かす。
「毎年、竜ちゃんが出演していた『志村魂』(志村が主催、主演の舞台演劇)を観に行っていたんですけど、楽屋に挨拶に伺わせていただくと毎回、初めましてみたいな顔をされるんです。迷惑になるかもしれないと思って、顔を出すのをやめようとしたら、竜ちゃんがそれは困るって。理由を聞いたら、『カミさんはいつ来るんだ、いつ来るんだ』って毎日せっついてくるそうなんです。それを聞いて安心して楽屋に挨拶に行ったら、今度は2度目ましてみたいな顔でよそよそしいのは変わらなかった(笑)」
それでも、ある日には夫婦で食事をした後、志村の待つ高級クラブに合流することとなり、グッと距離が縮まったことも。
「志村さんの周りに着飾ったホステスのお姉さんたちが座っているとコントにしか見えなかったんです。それで酔った勢いに任せて、『けんちゅわんだ、けんちゅわ〜ん』と言ってみたら、その時は2度目ましての顔ではなく、酔っ払いのカミさんに付き合ってやるかって感じで、楽しい時間を過ごさせてもらいました」
面倒見のよかった上島は、事務所の後輩を気にかけることも多かった。21年に有吉弘行(49)が結婚した時はまるで自分の息子が結婚したかのように喜んだ。そればかりか、その有吉から還暦祝いにもらった文字盤が赤色の高級時計「オメガ」を毎日身につけ、就寝時はケースに入れて枕元に置くほど大切にしていた。
「劇団ひとり君(46)が監督・脚本を務めたNetflix映画『浅草キッド』も『すごいな、この人は』としみじみと語っていました。最初に一緒に見た時は私が物語の終盤で先に泣いちゃって。泣くタイミングを逃していましたが、そのあとも何度も見ていましたね」
一方、家庭では夫人に「大好きだ」とよく口にしていた上島だが、テレビカメラの前では恐妻家をネタに。そのため、笑いに寛容な妻も堪忍袋の緒が切れることがあった。
「本当は家では亭主関白で、自分は飲んで帰ってこないのに、私には家にいなさい、というタイプ。こっちはネタにされてもデメリットしかないので、15年前から私の話は一切するなと禁止令を出しました。それなのにコトあるごとに恐妻家キャラにされ、夫婦で共演した時は台本に『鬼嫁』と書かれていたんです。おまけにカミさんはブスだと話していたこともあり、竜ちゃんと飲み屋に行った時に隣の席で1人飲みしていた女性が私の顔を見て『竜兵さん、ひどいですよ、奥さんブスじゃないじゃないですか〜』と、泣き上戸だったのか号泣し、竜ちゃんは困った顔しているし、なんだこの嫌な酒はってなって」
リアクション芸人として一時代を築いた上島竜兵。読者も思わず「ばかやろう」と言いたくなるくらい、エッセイには憎めない彼のエピソードが綴られている‥‥。
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