スポーツ
Posted on 2023年08月28日 17:58

大谷翔平「2度目の手術」なら「中1週」で先発登板復帰への道筋

2023年08月28日 17:58

 パドレスのダルビッシュ有投手が、音声配信アプリ「stand.fm」で、右肘靭帯の損傷が判明したエンゼルス大谷翔平選手について語っている。

 靭帯損傷では「グレード2」だと部分断裂、「グレード3」は完全断裂で、完全断裂はトミー・ジョン手術となるが、今は「2」でも手術をすると説明。

 大谷は2018年に一度出術を受けているが、1回目は試合復帰まで約14カ月、2回目は約18カ月と少し長くなると話し、

「保存療法を選ぶのであれば、例えばPRPを肘に打って、しばらく休んで来年の開幕。それがダメならトミー・ジョンしますみたいな感じになると思う。それでも全然投げられる人もいますし。いろんなことがまだ全然わからない。程度次第」とした。PRPは炎症を取り除き細胞・組織を再生する効果が期待できる再生医療の代表的な治療法だが、

「本当に靭帯が良くないなら、断裂が50%を超えるレベルになっているのであれば、手術をしたほうがいいと思う」

 とダルビッシュ。

 2回目から復帰した選手で元気にずっと投げている選手となると少なくなるが、大谷は体も強く栄養管理もしっかりしているので、投げ続けられる可能性は他の人より確率が高いと思っているとして、「二刀流は終わり」の見方についても、

「僕はまったく思わない。今までも中4日とかで投げているわけではない。ちゃんと中5日、6日空けて投げてきているし。扱いは難しくなるけど、中6日、7日空けられるのであれば、先発でもまだいけると思いますけどね」

 と述べていた。ダルビッシュも2015年、レンジャーズ時代に手術を受けているが、その後、日本人初の最多勝にも輝いているだけに、大谷の投手復活への道筋の話は説得力がある。

(鈴木十朗)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク