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記事全文を読む→「大関に最も近い男」9月・秋場所で猛威を振るう「若隆景」に足りないのは「絶対的武器」
大相撲名古屋場所で11勝4敗の好成績を残した若隆景。2年前の春場所で優勝し、近い将来の大関かと嘱望されながら翌年、琴の若との一番で大ケガ(右膝前十字靭帯断裂)を負い、幕下まで陥落してしまった。相撲ライターが言う。
「名古屋場所を見る限り、完全に復活したと考えていいと思いますよ。鋭い動き、強烈なおっつけ。どれも『大関候補の筆頭』と呼ばれた頃を彷彿させました。当然、秋場所も二ケタ勝利を狙えます」
名古屋場所前、若隆景は出稽古に訪れた関脇・霧島、阿炎らと7番の申し合いを行ったが、阿炎にはもろ差しになると、最後は寄り切った。霧島とは2勝1敗。「霧島関とは1年半ぶりに稽古した。入門から稽古したこともあるし、すごく懐かしかった」と感慨深げだった。
2人は2年前の九州場所でも対戦。右四つの上手を取った若隆景が攻め続け、寄切っている。
「大関候補の筆頭らしく、実力と風格と安定感がありました。もし今対戦すれば、大関陥落のショックを抱えた霧島が敗れると思います」(前出・相撲ライター)
では、横綱・照ノ富士戦はどうか。3年前の名古屋場所では、若隆景が右四つから浅いもろ差しになり、攻め立てるが、左上手を取った照ノ富士に逆に引き付けられ、寄り切りで土俵を割っている。
「今の若隆景には『こうなったら絶対に負けない』という安心できる形がない。したがって霧島と同じく、現時点で横綱は無理でしょう。とりあえず、秋場所を盛り上げてくれるでしょうが…」(前出・相撲ライター)
他者を圧倒する「絶対的武器」を身に付ける必要があるのだ。
(蓮見茂)
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