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記事全文を読む→ディスペランツァは消える!関屋記念が「スイスイ5歳馬」の3連単2頭軸で万全なワケ
長年変わらない新潟競馬場、真夏のマイル決戦「関屋記念」は、大荒れはしないが堅くは収まらないことで「馬券センス」が問われる戦いだ。
しかも、今年は例年好走馬を出す3週前の同距離、同回り「中京記念」が小倉開催で1800メートルで行われたことで、そこからの臨戦馬がいない。これがデータを混乱させ、競馬ファンの予想を難解にしている。言い方を変えるなら「どの馬も好走しそう」「どの馬も凡走しそう」というわけだ。
だが「中京記念」の変則開催だけで、傾向が大きく変わることはない。冷静に見れば、いとも簡単に馬券戦略を立てられると、関東在住の馬券師ライターがほくそ笑む。
「変わらない傾向はズバリ、5歳馬が圧倒的に強いこと。近10年で馬券になった30頭のうち、16頭が5歳馬というのは断然です。5歳馬が最も強いレースは近年珍しいですが、『関屋記念』は真夏の最も有名なマイル重賞ということで、出走馬のレベルが総じて高く、勢いより経験値がモノを言うレースであることを、歴史が証明しています」
事実、初めて古馬重賞に挑戦する3歳馬が揉まれ弱さを露呈し、人気を背負って馬券圏外に消えることが例年起こっている。この点から、今年出走する3歳のディスぺランツァは明らかに危ない人気馬といえる。馬券師ライターが続ける。
「左回りの新潟ということで、これまで前走で左回りを使っていた馬が多く好走している。しかし、使うだけではダメ。GⅠ『安田記念』以外ならある程度上位争いをして、左回りが得意であることを立証している必要がある」
今年はフルゲートの18頭が出走する予定だが、そのうち5歳馬は7頭。しかし、全馬を買うのは愚策だ。その中から、実質の前哨戦「中京記念」がなかったことのローテーション変化と、それでも左回りにこだわるフィルターにかけて「買える馬」を選ぶと、7頭の中から2頭が浮かび上がるという。
「表向きはプレサージュリフトとパラレルヴィジョンの2頭に絞られます。本来ならパラレルヴィジョンのように、安田記念では足りなかったが左回りに実績がある、という馬は買いです。ただ心配なのは、過去に実績がない58キロという斤量と、ほとんどの好走はルメール騎手が騎乗した時だということ。騎手との相性が極端な馬は別騎手の場合、人気上位なら馬券から外すに限ります。それなら、本命はそのルメール騎手が騎乗するプレサージュとなりますね。この馬と組んで3連単2頭軸で10万を超える配当を演出できる、もう1頭の5歳馬として推せるのがトゥードジボンとなります」
関屋記念は例年、外枠からの中位差しが決まるレースだが、総じて穴を演出するのは差し馬を尻目にスイスイ先行できる逃げ馬だ。この場合に限り、左回り実績はあまり関係ない。17年のマルターズアポジー(7番人気)、20年のトロワゼトワル(8番人気)、22年のシュリ(12番人気)がその最たる例だが、どの馬も5歳馬だったというのがミソだ。前走「米子ステークス」を逃げ切った5歳馬トゥードジボンは大いに買いという理論はうなずける。ちなみに、事前予想は6~8人気だ。
好走必至の5歳馬2頭から左回りを走る中盤人気の馬へ流す3連単で、お盆前の資金を大幅アップといきたい。
(宮村仁)
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