スポーツ

宮本慎也がズバリ!巨人「大山悠輔&甲斐拓也ダブル獲り」でヤバイのは大城卓三ではなく小林誠司

「優勝した時に、より補強しないと勝てないですよ、なかなか…」

 プロ野球FA戦線の主役となっているのは、またしても「欲しい欲しい病」を発病した巨人である。CS(クライマックスシリーズ)で敗れて日本シリーズ進出を逃したとはいえ、4年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした巨人が雪辱を期して本腰を入れているのが、阪神の主砲・大山悠輔、ソフトバンクの正捕手・甲斐拓也のダブル獲りだ。

 カネならある、と言わんばかりに札束攻勢を仕掛け、なりふり構わぬ強奪を狙っていることに、野球解説者・宮本慎也氏が自身のYouTubeチャンネル〈解体慎書【宮本慎也公式YouTubeチャンネル】〉で持論を展開。11月20日にアップされた動画を見てみよう。宮本氏はまず、こう分析した。

「上にいる時こそ補強して、例えば3位、2位だから来年Aクラスに入って優勝争いだなっていうのは、補強してやっと優勝争いできる。ジャイアンツの場合は今年CSで負けたので、セ・リーグでもう一回、優勝して日本一へ…となれば、補強するのは普通だと思うんですよね」

 そして昨年、日本一になった阪神が現有戦力で挑んだ今季、優勝を逃したことについて、

「やっぱり、しんどいですよね」

 その上で、巨人が大山と甲斐を獲得した場合はチーム内がどうなるか、ズバリ指摘したのである。

「甲斐をFAで獲るということは、正捕手は甲斐っていうことですから、(FA権を行使せずに残留した)大城(卓三)をファーストでってなった時に、もし大山が来たら、これまたちょっと大変なんで」

 それでも大城には打撃面の魅力があるが、

「(甲斐と)被るのは小林(誠司)ですよね。(専属バッテリーだった)菅野(智之)もいなくなっちゃうんで。甲斐が入ってくると、小林はノーチャンスになっちゃうんで…」

 これもまた、弱肉強食の世界ではよく見られる光景であり、「欲しい欲しい病」治療の「副作用」でもあるのだ。

(所ひで/ユーチューブライター)

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