「僕は契約するよって言ってるだけで、期待込められてると思ってるねん。減額制限超えるのはしょうがないと思ってる。推定2億6000万円で1勝もしてない、1試合の登板。普通、クビやって」
これは野球解説者の岩本勉氏が、自身のYouTubeチャンネル〈岩本勉チャンネル〉の12月7日の動画で、楽天と決裂した田中将大について語っているものだ。
「でもイーグルスに対する功労者やんか。とか考えて、減額制限を超えてても契約書を用意したんだと、俺は思ってんねんけどな」
さらに岩本氏は「僕やったら提案するのは…」として、チームと田中双方にウィンウィンなこんな提案を…。
「2025年、ラストシーズン謳ってくれと。そこで(200勝まで)3勝挙げる挙げへん別で、チームの優勝に貢献できないんだったら辞めると。だったら1億円以上、出せる。プラス出来高もつけます。グッズ販売、パーセンテージも話し合いましょう、と。これ田中将大がラストイヤーって謳ったら、限定グッズ死ぬほど売れるやん。そこで給料の補填になるわけよ。お互いがどんどんサラリー膨らむやん。心にゆとりができるからプレーにも反映されて、勝ち星もつくと思うねん。成績残したら、ラスト言うたけどまだまだできますわ、で通るやん」
こうして聞くと「なるほど」と頷く提案である。そして日米通算200勝の可能性に岩本氏は、
「いけると思いますよ。それはいけると思うんだけど、どのチームで、どうやって輝くかやんか」
田中は12月8日に、楽天と再契約する可能性を否定し、球団への「決別」を公言した。田中がすべきは早期の決断ではなく、うまい提案だったのかも…。
(所ひで/ユーチューブライター)