スポーツ
Posted on 2025年01月07日 17:59

スキージャンプ高梨沙羅の復活劇を妨げる「どんどんルール変更」の大逆風

2025年01月07日 17:59

 オーストリアのフィラハで1月6日、ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人第9戦が行われた。

 日本勢は伊藤有希が92.5メートル、88.5メートルの合計216.5点で、10位が最高。2018年の平昌五輪銅メダリスト高梨沙羅は、2回目にスキーの長さの規定違反で失格となり、1回目(87.5メートル)の得点のみで30位に沈んだ。

 高梨の2回目は1回目よりも飛距離を伸ばす大ジャンプだっただけに、失格措置には疑問の声が上がっている。

 なにしろ高梨は2022年の北京冬季五輪混合団体、その翌年1月のW杯蔵王大会でも、スーツの規定違反で失格になっている。今回はスキーの長さ(身長と体重に応じて体格指数で定める)が違反だと指摘されたが、着地時のテレマーク姿勢にしても、今季からは厳しくジャッジされるようになった。そうしたわかりにくいルール変更に、見ている側からも不満が噴出し、とりわけ失格が多い高梨に同情の声が集まっているのだ。

 日本人選手が強すぎて歯が立たないとみるや、ジャンプの本場の欧州が危機感を抱き、背の高いヨーロッパの選手が有利になるよう、相次いでルール変更が実施されてきたノルディック競技。そのたびに高梨は適応に苦しみ、2021年~2022年シーズン以降、勝利から遠のいている。

 ただ、今季は個人第4戦(中国)で4位に入り、本人が手応えを感じていたタイミングだっただけに、今後のメンタル面が心配される。そんな中、周囲の風当たりの強さも気になるところで、

「出場すれば表彰台が当たり前の光景だったのは、10年以上も前の話。ここ数年で話題になるのは、大人メイクでガラリと雰囲気が変わった美貌や、抜群のスタイルばかりです。ファンが待ち望んでいるのは強い高梨の復活劇ですが、今回の失格についても『またかよ…』といった諦めの声が。ある意味、悪目立ちしている印象は拭えません」(スポーツライター)

 周囲の雑音を封じるには、たび重なるルール変更を克服して勝利するしか、方法はなさそうだ。

(海原牧人)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク