スポーツ
Posted on 2025年01月24日 17:58

復帰2週目のルメールが目指す「中山・珍3冠」と「固め打ち」絶好チャンス

2025年01月24日 17:58

 1月18日から騎乗復帰したクリストフ・ルメールは1勝、3着4回、着外6回といまひとつだったが、終始笑顔を絶やさず、ハッピーだった様子。正月休み中に骨を固定していた9本のボルトとプレートを除去し、正常な体で騎乗できるようになった。

 競馬ファンならご存じのように、ルメールは昨年3月のドバイ遠征で落馬し、鎖骨および肋骨を骨折してしまう。呼吸をするのも苦しい大ケガだった。それでも1カ月間後には、ボルトとプレートを付けた状態で騎乗を再開。勝利を重ねてリーディング・ジョッキーとなった。

 ある意味、「鉄人」と言っていい。そんな彼だからこそ、競馬関係者からの信頼は厚い。今年も日本の競馬を引っ張っていくことは間違いないだろう。

 今週のアメリカJCC(GⅡ、中山・芝2200メートル)では、お手馬のレーベンスティールに騎乗する。常々、GⅠを勝てるだけの力を持っていると惚れ込んでいる馬。前走・天皇賞(秋)は不利な大外枠と2コーナーでのアクシデントがあって8着と惨敗したが、得意の中山に替わって見直したい。

 中山ではこれまで3勝、2着1回とパーフェクト連対。その中には今回と同じ舞台のセントライト記念、オールカマーでの勝利がある。AJCCで勝てば競馬界では珍しい「中山2200メートルGⅡの3冠制覇」となる。

 持ち時計2分11秒1は出走馬中、トップ。3カ月ぶりの出走になるのでデキが問題だが、それも心配はいらないようだ。

 1月23日の最終追いは、Wコースで3頭併せ。ウェットシーズン(4歳2勝クラス)、プリティディーヴァ(3歳オープン)を追いかける形でスタートし、3コーナー過ぎから加速する。直線は最内に入って、馬なりのまま併入した。時計は6F80秒6-1F11秒2と優秀で、文句なしの内容だ。巻き返し必至だろう。

 他にも騎乗馬は11頭ある。そのうち土曜5R・新馬戦のブルーマエストロと日曜2R・3歳未勝利戦のマーキュリーダイムは初出走。この2頭を除いた9頭中7頭は前走3着以内に入った馬で、ここでも有力視されている。勝ち星を量産する絶好のチャンスとなる。

 スロースターターだと言われるルメールだが、昨年は1月中に17勝の好スタートを切った。今年はスタートが遅かったこともあって昨年のようにはいかないが、ここで固め打ちしてリーディング上位に顔を見せるか。なにしろ固め打ちを得意とするだけに…。

(兜志郎/競馬ライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク