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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論〈マイオウンウェイが勝ち負け〉
早いもので夏のローカル競馬第一幕は今週で終了。来週から新潟、中京、そして北海道は札幌に移る。
函館の最終週を飾るのは函館2歳Sだ。
今年で57回目と、そう歴史は古くないが、やはりデビュー間もない若駒の一戦だけに、荒れることも少なくない。
02年に馬単が導入されて以降、これまでの23年間、その馬単での万馬券は9回(馬連は6回)。この間、1番人気馬は4勝(2着4回)。2番人気馬は6勝(2着2回)。1、2番人気馬によるワンツー決着は3回。「えっ!」と驚く結果に終わることもあり、簡単でないことがわかる。
早熟タイプが多い牝馬が優勢であることも特徴だろう。過去23年間で牡馬の11勝(2着9回)に対して、牝馬は12勝(2着14回)という具合。しかも、牡馬同士での決着は2回しかなく、牝馬同士は6回と大きく上回っている。こうした点を考慮して馬券を組み立てるべきだろう。
あとは、北海道競馬(道営)からの挑戦があることも注意すべき点だろう。近年は馬券に絡んでないものの、過去23年で見ると03年にフラワーサークルが2着、05年モエレジーニアスと07年ハートオブクイーンが勝利を収めている。
今回はJRA認定競走の栄冠賞(重賞)で2着したゴッドバロックと、JRA認定競走ウィナーズチャレンジ1競走(オープン)を勝ったスペシャルチャンスが挑んでくる。両馬とも芝のレースは初めてになるだけに、血統など吟味して判断したいところ。
新馬戦をレコードで勝ち上がったカイショー、ブラックチャリスに、良血馬マイオウンウェイが人気を分け合う形だろうか。穴党ではあるが、期待を寄せてみたいのは有力候補の1頭、マイオウンウェイだ。
6月14日の新馬戦(阪神芝1200メートル)を勝ち上がったあと、ノーザンファームしがらきへ短期放牧。ここを目標にしっかりと乗り込まれ、7月3日に栗東に帰厩した。そして6日に軽く追い切られてから函館へ。430キロに満たない小兵だけに仕上がりは早く、調整しやすいことから、重め感はまったくない。
函館への輸送もしっかりとクリアできて、出走態勢は整っている。
「新馬戦は逃げ切ったが、並ばれてから突き放したように、勝負強いところもある。他馬がハナを主張するようなら控えてもいい」
とは高野調教師。
レースセンスがあるのは強みで、近親、一族にインディチャンプ(マイルCS)など活躍馬が多くいるのも魅力。ここは勝ち負けになっていい。
逆転候補はタガノアラリアだ。未勝利を勝ち上がったばかりで、中1週での挑戦。ただ、前走の内容は実によく、過去2走とも上がり2位を記録しているように、しまいがしっかりしているところも強調できる。
こちらは4代母バイランドバイシーが北米GⅠ2勝。血統的背景からしても一発があっていい。
一方の小倉記念は、ナムラエイハブが狙いだ。
3勝クラスを勝ち上がったばかりで家賃が高そうに思われるが、使われるたびに地力強化。この中間も順調で、いい雰囲気にある。
前走後は短期放牧でひと息入るも、ここを目標にしっかり乗り込んでいて好仕上がり。右回り〈1 2 2 4〉よりも、左回り〈3 0 1 0〉のほうに良績があるが、脚質は逃げ・先行。小回りの小倉コースが合わないはずはない。
2000メートルは、これまで2回走って〈0 1 1 0〉と実績があり、近親にハーツクライがいる良血馬。チャンスがあっていい。
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