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一方で伊原氏は、昨シーズン途中まで指揮を執った西武を3位と予想し、こう続けた。
「この戦力で普通に戦えれば3位以内に入りますよ。昨年は一軍と二軍に大きな差があったが、これは危機管理ができなかった私の責任です。主軸の中村剛也(31)と坂田遼(28)を開幕から欠いたため、4番を任せた浅村栄斗(24)や、オリックスに移籍したヘルマン(37)に代わって1番に入った栗山巧(31)に負担がかかりすぎて打線が機能しなかった。しかし、昨季途中から加入したメヒア(29)と中村のホームラン王コンビが健在の今季、打線は計算が立ちますからね」
その西武との3位争いが予想されるのが日本ハム。伊原氏は大谷翔平(20)の起用法が順位を左右するのではと続ける。
「大谷をピッチャーに専念させたらAクラスでしょう。例えば大谷の上には菅野、マー君、ダルビッシュといった投手がいます。スピード、テクニック、変化球のコントロールで今は負けている。それでも150キロ以上を投げるという生まれ持っての天分がある大谷には彼らを越せる可能性があるんです。ところがバッターとしては、2~3年目のイチローのミート率や松井秀喜の長打力と比較したら話になりませんよ。脚力もそこそこでしょう。投手として超一流に育て上げることでチームは浮上すると思います」
ロッテや楽天の苦戦を予想する声が多かったが、野村氏はこう締めくくる。
「それでも現段階で予測できないことはいっぱいありますからね。例えばロッテであれば、昨年10勝をあげた新人王・石川歩(26)が18~20勝もするというのは現段階で計算はできませんが、各チームとも新外国人の当たり外れも含めて、そうしたいい意味での不確定要素が飛び出すと、チームに勢いがつくでしょう。3位以内に入れば、それこそロッテは2度の“下克上”を成し遂げていますからね。パ以上にセは巨人以外の5球団に目立った故障者が出ないかぎり、終盤まで“混セ”だと思いますから楽しみですね」
いよいよ戦いの始まりだ!
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