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Posted on 2026年04月01日 13:30

あぁ4連敗…中日ドラゴンズ「ホームランウイング」を新設したのに打撃がまるで冴えない「1番と3番打者」問題

2026年04月01日 13:30

 球団創設90周年を迎えた中日が「勝てない」。開幕カードの広島戦は3連敗で、本拠地バンテリンドームナゴヤに戻ってきての巨人3連戦も、黒星スタートとなってしまった。

 ペナントレースはまだ始まったばかりだ。巻き返しのチャンスはいくらでもあるが、ここまでのチーム状況を振り返ると「おや?」と思う部分が見えてきた。
 オープン戦18試合で12球団トップの16本塁打を放ったのに、ここまでの4試合で僅か1本。4戦目で新加入サノーのバットからようやく、快音が聞かれた。
「開幕カードの先発メンバーでヒットが出なかったのはサノーだけ。3月30日、休日返上で練習していました」(名古屋在住記者)

 しかしホームランが出ても「打線爆発」とはいかなかった。ここで見えてきたのが、投手力だ。
 開幕投手の柳裕也は6回1失点、第2戦先発の櫻井頼之介が7回1失点、第3戦の高橋宏斗も8回1失点。そしてホームランウイングが設置された新生バンテリンドームナゴヤの初陣を任された金丸夢斗は、6回2失点と好投している。先発投手は奮闘し、結果を残しているが、打線が援護できず、ブルペン陣が踏ん張りきれないことが敗因だ。「先発投手はいいのに…」という近年の課題が解消されていないことになる。

昨年の中日で得点圏打率が最も高かった選手は…

 開幕3連戦での総残塁数は23。3月31日の巨人戦では残塁5だった。「あと一本」が出ない状況も、前任の立浪和義監督の時代と同じだ。
 ホームランウイングによって球場が狭くなり、本塁打が出やすくなったとはいっても、打席に立つメンバーが昨年までとほとんど変わっていないのだ。残塁の多さは打順の組み換えによって解消されるかもしれないが、
「これまで1番だった岡林勇希が、今季は3番に入っています。昨年は細川成也の打順を変え、4番に戻してから調子が上がってきました。現打線の1・2番の出塁率が高くないので、岡林の起用法が問われるでしょう」(前出・名古屋在住記者)

 昨年の主たる3番打者・上林誠知は、故障で開幕メンバーから外れた。関係者の話を総合すると、岡林の3番は代役というよりも、成長のためらしい。「1番に戻すべき」の意見は多いが、昨年の中日で最も得点圏打率が高かったのは岡林なのだ。とはいっても、2割6分5厘だが。
 打撃編成では試行錯誤が続くだろう。打線爆発までの間、やはり先発投手陣が踏ん張るしかないようだ。

(飯山満/スポーツライター)

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