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記事全文を読む→ヤクルト内山壮真「捕手の枷が外れて躍動」で追いやられそうな「あのベテラン」
「今季から『捕手』という枷(かせ)が外れた。もとより内野守備のセンスはピカイチなので、よりパンチ力のある打撃に集中してシーズンを過ごせるはずです」
こう球界関係者が予見するのがヤクルトの内山壮真である。今季は捕手登録から内野手登録にコンバートした1年目。首脳陣から飛躍を期待されるも、今年の春季キャンプ半ばに「左脇腹の張り」で離脱。3月中旬に実戦復帰し、ようやく4月28日の阪神戦で1軍昇格を果たしたのだった。
3番セカンドで先発出場すると、2回に阪神のエース・才木浩人から2点適時打となるセンターへのタイムリーヒットを放った。昇格してすぐに結果を残して“舌好調”。試合後のヒーローインタビューで、「ボクが来たおかげで勝てたのかなと思いたいです(笑)」とおどけてファンを喜ばせていた。
「昨季までは、捕手の練習にかなりの時間を割いていました。それに加えて、外野ノック、打撃練習、ウエイトトレーニングもこなさなければならなかった。つまり、他の野手の倍以上の練習メニューを課せられていたのです。昨季までの春季キャンプは終日に及ぶハードワークで、『しんどいです…』と親しい関係者に苦笑いで弱音を漏らしていました」(前出・球界関係者)
昨季にブレイクした古賀優大、今年のWBCに出場した中村悠平、今季1軍に定着している3年目の鈴木叶がいるだけに、捕手としての任を解かれたのだろう。また、セカンド、ショート、サードを守れるのもポイントが高い。
「星稜高校時代には、1学年先輩に巨人の捕手・山瀬慎之助がいたこともあってショートを守っている時期もありました。当時から守備力には定評がありましたね」(アマチュア野球専門ライター)
どこまで打撃成績を伸ばせるか楽しみである。
「チームの不良債権」との指摘も
一方で、そんな若手の台頭によってポジションを失うベテランがいる。今季16年目の山田哲人だ。もっとも、2015年、16年、18年にトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成した面影はほとんどない。今季より、セカンドからサードにコンバートするも、春季キャンプ中に「左内腹斜筋肉離れ」を発症して離脱。現在、ファームの試合にすら出場できていないのだ。
「完全に守るポジションがない状況。それでも、20年オフに結んだ『推定年俸5億円+出来高』の7年契約は来季まで残っています。完全にチームの不良債権と化しています」(前出・球界関係者)
若手とベテランの明暗が際立った。
(五代晋作)
平成ひとケタ生まれのゆとり世代。プロ野球や大相撲をメインにスポーツを取材する。密かなライフワークは日本の映画&ドラマ鑑賞。動画配信サブスクが手放せない。
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