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記事全文を読む→サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ラストインパクトのV条件そろった」
今週は東京で「天皇賞・秋」が行われる。GI馬5頭を含む豪華メンバーが顔をそろえる中、スプリンターズS&秋華賞と、秋のGIを連続的中させて勢いに乗る万券王・水戸は、ラストインパクトに白羽の矢を立てた。
GI戦が続く秋競馬。今週のそれは中距離の王者を決める天皇賞。18頭のフルゲートで争われるが、いずれも重賞勝ち馬という豪華版で、見応え満点の競馬となること請け合いだ。
GI制覇馬は5頭。しかし、この肩書をもってしても1番人気に支持されるかどうか、微妙なところ。それだけ各馬の力量は拮抗していると言っていいだろう。ファンとしてはワクワクしてしまうが、大接戦が予想されるのであれば、枠順が占める比重も小さくないはずだ。
というのも東京の芝2000メートルは中山のマイル戦と似て、多頭数になればなるほど外枠の馬は厳しい競馬を強いられるからだ。スタート地点は2コーナーのポケット。加速がつくところで急に折れる最初のコーナー、つまり2コーナーがあるので、スムーズに曲がれない馬が出て、外枠の馬ははじかれたり、膨れたり不利を被りやすいのだ。
よって真ん中より内めの枠を引いた馬のチャンスが大きくなる。このへんは頭に入れておくべきだろう。
とはいえ、比較的本命サイドで決まることも確か。02年に馬単が導入されて以降、これまでの13年間で馬単万馬券は3回(春は2倍の6回)。無理な穴狙いは避けるべきか。
では、あらためて顔ぶれを見てみよう。いずれの馬にもチャンスがありそうで、人気順がどうなるかさえ知るのは難しい。
前哨戦の毎日王冠を制したエイシンヒカリ、目下、重賞3連勝中の宝塚記念馬ラブリーデイのどちらかが1番人気か。紅一点ショウナンパンドラがそれに続き、復活イスラボニータ、勢いあるディサイファが支持を集めそうだが、ま、いずれにしても力量は紙一重と思えてならない。
何とも難解な一戦だが、力にそう開きがないのであれば、穴党としては、やはり人気薄の馬に目をつけたい。狙いはそんな一頭、ラストインパクトである。
春の天皇賞で勝ったゴールドシップにコンマ2秒差の4着。力量のほどが確かなことは間違いない。なのに評価がイマイチなのは、今年に入って勝ち星がないことにもよるのだろうか。
しかし断じて軽く見るべきではない。春の時点で秋の天皇賞が大きな目標だった馬で、この中間の稽古量は実に豊富。じっくりと乗り込んで、完璧とも言える臨戦態勢を整えている。
1週前の追い切りは軽快、かつリズミカル。まずは文句なしだった。
「動き、気配とも満点と言えるもの。雰囲気が実にいい」
松田博調教師は、こう言って目を細めるほど。
ここが大きな目標だった一つは、「右回りより左回りのほうがスムーズ」(手綱を取った何人かの騎手の証言)だからだ。
東京はGII青葉賞1回のみだが、クビ差の3着だった。左回りは他に中京、新潟だが、その成績は【1】【3】【4】【3】【1】着というもの。4着は休養明けで、これがコンマ1秒差。あとは負けても勝ち馬とタイム差はない。このことから“左利き”であることがわかるはずだ。
この馬にとって2000メートルがベストであることも強調しておこう。その全成績は【1】【2】【4】【1】【6】【3】【1】【6】着(【4】【6】【6】着は、いずれも休み明け)。東京の2000メートルは、この馬にとって好走できる条件がそろっていると言えるのだ。
近親に3冠馬ナリタブライアン、ビワハヤヒデ(菊花賞などGI3勝)、キズナ(ダービー)など活躍馬が多くいる良血。良馬場条件に大きく狙ってみたい。
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