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2016年、中央競馬の幕開けを告げる東西金杯が1月5日から行われている。週末も「シンザン記念」「フェアリーS」の2重賞を含む3日間開催が行われるだけに、まずは両金杯で幸先のいいスタートを切りたいところだ。
サラブレッドが充実期を迎えるのは4歳秋と言われるが、間隔を置くなど大事に使われてきたものは、それから1年間ほどコンスタントに好成績を残すことが多い。年が明け、1つ年齢が上がる。しかしまだこの時期、古馬の仲間入りをする明け4歳馬よりも、昨秋から充実期に入った5歳馬の地力が勝っている。だから別定戦では5歳馬に分があり、結果的には歴戦の古馬が優位に立っている。
が、さすがにハンデ戦ともなると、簡単にはいかない。そこが、年頭、最初の重賞である「東西金杯」のおもしろさだ。
中山金杯は例年どおり今年も多彩な顔ぶれである。遅れてきた好素材ネオリアリズム、マイネルフロストら5歳馬に目をつけるのが筋だろうが、今年は明け4歳に有力馬が多い。ブライトエンブレムを筆頭に、福島記念を勝ったヤマカツエース、クラシック戦線でも活躍したベルーフらである。これに前述の5歳両馬、さらにステラウインド、上がり馬のバロンドゥフォール、ライズトゥフェイムが人気を分け合うことになるのだろう。
5歳以上の馬が優位というデータはあるものの、生きのいい4歳馬の参戦が多いことから一筋縄では決まるまい。穴党としても明け4歳馬に目をつけてみた。中でもスピリッツミノルに最も期待を寄せてみたい。
一昨年暮れ、8戦目に未勝利を脱出すると500万平場─オープン特別とトントン拍子に3連勝。一気にクラシック戦線に躍り出たが、さすがに次走の皐月賞以降は、調子のピークを過ぎており、凡走の連続。昨年秋も丹頂S、菊花賞と大敗を繰り返した。
春までの無理が尾を引いていたものと思われるが、前走のチャレンジCでは、それまでとは違って追い上げる戦法で勝ち馬と`秒差の6着と頑張ってみせた。
「菊花賞の時も、それまでと違って前向きさは出ていたのだが、さすがに相手が強かった。でも、ここにきて心身ともにしっかりして、稽古でもずいぶんと動くようになった。これからが楽しみ」(本田調教師)
確かに、この中間の動きは軽快かつリズミカル。そもそも逃げてこその馬だったが、脚質に幅が出たのは良化の証しと言っていい。
さて問題のハンデだが、前走が53キロだったので同じか、52キロ。であるならチャンスは十分あるのでは。ざっと見渡して逃げ馬はいない。なら再び逃げの手に出て“一人旅”ということもある。2000メートル前後を最も得意としており、小回りの中山もこの馬には味方してくれるだろう。道悪になればなおよく、晴雨にかかわらず大きく狙ってみたい。
京都金杯は、ゴールデンナンバーに期待だ。
前走のターコイズSは、内枠が災いして道中何度か行き場が狭くなる場面があり11着と敗れたが、それでも勝ち馬とはコンマ5秒差。この中間は稽古の動きも軽快で間違いなく体調は上向きだ。明け7歳になるが、衰えは感じられない。
強烈な差し脚が身上で、京都は得意。ハンデ戦にも実績があり、ここは走れる条件がそろっている。良馬場なら。
アサ芸チョイス
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