社会

女子サッカー選手が続々とガンを発症!「異常」の原因は人工芝にあった!?

20160316jinkoushiba

 海の向こうから仰天ニュースが飛び込んできた。アメリカの女子サッカー選手にガンが多発しているのだ。そしてその大半がキーパー。原因はなんと、人工芝にあったというのだから‥‥。

 リオデジャネイロ五輪予選で、なでしこジャパンは惜しくも敗退してしまったが、そのプレーは私たちを熱くした。特にゴールを死守すべく右へ左へと飛ぶ山根恵里奈や福元美穂のプレーは感動的だったが、そのキーパーが命の危険に晒されている。

 発端はワシントン大学の女子サッカー選手が次々とガンを発症したことによる。ガン発生者38人のうち34人がゴールキーパーだったのだ。彼女らが罹患したのはリンパ腫や白血病などの血液のガン。

 14年には米国NBCテレビが「人工芝から、健康に害を及ぼす危険性がある高濃度の鉛が検出された」と、人工芝に使われるゴムチップの危険性を指摘。全米でゴム屑の安全性に関する議論が白熱した。ワシントン大学のサッカー部でキーパーをし、ガンを発生した人物はこう話している。

「人工芝から古タイヤがちぎれたような、極小の黒いゴム屑が出ているのを感じていた。これが服や髪の毛に付着。さらに切傷、擦傷を通して器官に侵入し、ガンの原因になったのではないか」

 そもそも合成繊維や廃タイヤから作られる人工芝の原材料はベンゼン、カーボンブラック、鉛など発ガン性のリスクが高いもの。そしてこのたび、米消費者製品安全委員会(CPSC)が人工芝の原料として使用されている古タイヤの危険性について調査を開始すると発表(16年2月12日)したのだった。

 日本でも多くの球場などが人工芝だし、自宅のベランダや学校、子どもたちの遊び場、保育園でも人工芝の使用は増えている。早急に安全性の調査が必要だ。

(谷川渓)

カテゴリー: 社会   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…