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テリー 最近のプロレス界は女性ファンもだいぶ増えてきて、一昔前とはずいぶんファンや会場の客層が変わってきたんじゃないかと思いますが、蝶野さんは今のプロレス界をどう見ていますか?
蝶野 俺らの時代からそうでしたけど、プロレスは10年周期ぐらいでだいたいお客さんが入れ代わるんですね。そして、20年で関係者・スポンサーも完全に入れ代わる。俺は、それでいいんじゃないかと思いますけどね。
テリー 新陳代謝があるっていうことは、それだけ現場の新鮮さを保つことができるってことですからね。
蝶野 そうです。ただ、商業的には、レジェンドと言われるような、往年の名レスラーをもう少しうまく使ったほうがいいんじゃないか、という気はしていますけどね。
テリー それは、アントニオ猪木さんとかですか?
蝶野 ええ。他にも、長州(力)さん、前田(日明)さん、高田(延彦)さんなど、たくさんいらっしゃいますよね。みんなでまとまって盛り上げていけば、もっとすごいものを見せられると思いますから。でも、現役選手との兼ね合いがなかなかに難しいですね。
テリー あ、それはよくわかりますよ。「猪木さんのあの試合はすごかった」みたいな過去の名勝負に、現役の選手たちは勝てないですからね。ファンの記憶の中ですごく美化されていますし、ファンの目がそっちばかりにいっちゃう。
蝶野 ええ。考えてみたら俺らが若い頃もそうでしたからね。新日本(プロレス)で「闘魂三銃士」として売ってもらって、業界内ではある程度知名度が上がっていても、猪木さんがゲストで来て「ダーッ!」とやったら、おいしいところを全部持っていかれちゃいますから。よく外人レスラーが控え室で文句を言っていましたよ。「あいつ、何で来るんだよ?」「俺らの試合が盛り上がらないだろう!」って(笑)。
テリー ハハハハ、でもレジェンドたちが一堂に会するゴージャスな興行、観客の立場としては観たいですけどね。最後に、蝶野さんの活動の場はどんどん広がっていますけど、これから特に力を入れていきたいことはあるんですか?
蝶野 そうですね、「バラいろダンディ」のMCはもちろんなんですが、並行して家内と立ち上げたブランド「アリストトリスト」の仕事をしっかりやっていきたいですね。これまでグッズを中心に16年ほど展開してきたんですが、今後はアパレルにも力を入れることになったので、あらためて勉強し直しているところなんですよ。
テリー スポーツマンらしい、たゆまぬ努力ですね。偉いなァ。
蝶野 あと最近では、消防庁のお手伝いで「AED」の啓発活動もやっているんですよ。
テリー それ、いろんなところに設置されている、電気ショックで心肺蘇生を行う機械ですよね?
蝶野 ええ。もともとプロレスの興行をやっている時から地域の人を呼んでイベントを開いたりしていたんですけど、そういう大事なことはきっちり続けてやっていかなきゃいけないなと思っています。そのためにも「蝶野正洋」の名前の価値を、ある程度キープしておかなきゃいけないですね。“客寄せパンダ”が、自分の役割だと思っていますから。
テリー 蝶野さん、それは言いすぎですよ!
蝶野 いえいえ、このように表に立つ立場ですから、それをわきまえて、自分を通していろんなことを皆さんに伝えられたらいいな、と思っています。
◆テリーからひと言
みずから「客寄せパンダ」と言い切ったり、MCを「レフリー」に例えたり、蝶野さんは実に現状認識が鋭いね。次はMCの頂点、紅白の司会を狙ってほしいな。
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