スポーツ
Posted on 2017年06月20日 05:56

落合博満 中日GM退団から5ヵ月の大激白(3)「こんな形で終わるわけには…」

2017年06月20日 05:56

 中日球団関係者が、当時の落合氏の行状を語る。

「GM時代にみずから全首脳陣に『チームの内部事情を漏らさないように。メディアに漏らしたり他言したりすると訴訟を起こす』と、一筆書かせています。ですから、そこまで詳しい内情を話せるはずはありません。GMとしては、アマチュア球界とのコネクションは皆無で、ドラフト戦略は壊滅的。本人も自分一人が悪者にされる状況にこりごりで、もはやGM職には完全に未練はないようです」

 そうなると、球界復帰の道は必然的に「監督」ということになる。本人は、

「『もうユニホームは着ないんですか?』と聞かれるけど、俺が『着せろ』って言って着せてくれるところなんてあります? 俺、こればっかりは絶対にないと思う。向こうから『着てください』と言われれば、『じゃあ』となるけど‥‥」

 と、指導者への復帰にさほど積極的ではない態度を見せた。しかし、落合氏に近い関係者によれば、

「完全にブラフですよ。親しい人間には『こんな形で終わるわけにはいかない』と漏らしています」

 8年間の監督時代に4度のリーグ優勝を達成、07年にはチームを53年ぶりの日本一にも導いた落合氏。監督としての手腕に疑念の余地はない。実際に球界でも、ちらほらと“待望論”が聞こえ始めている。その中には、なんと「侍ジャパン」の後任監督、という話もあるというのだ。

「一部では巨人の原辰徳前監督(58)と合意に達したという報道もありましたが、日本ハムの栗山英樹監督(56)の名前もあがるなど、実は金銭面などの問題があり、交渉はそこまでスムーズには進んでいない。そんな中、候補者として落合氏の名前もあがっている」(NPB関係者)

 ただし、落合氏には、09年WBCでの「選手派遣拒否」という「前科」があり、NPB側にも依然、アレルギー反応を示す向きが少なくない。実現すればかなりのウルトラCと言えるが、むしろ、12球団のどこかという選択肢のほうがしっくりくるだろう。事実、極度の不振にあえぐ巨人のフロント内にシンパがいるとも。

「『ここまできたら、落合にやらせてみてもおもしろいんじゃないか』という声が一部にあるのは確かです。ただ、目端の利く落合さんが今の巨人を率いるという“火中の栗”を拾う可能性は薄いでしょう。それに落合さんはコーチ陣を息のかかった人間で固めないと気が済まない人。巨人ではそれが難しい。以前から噂のあったDeNAやオリックスでの復帰が、最も現実的な路線ではないかと思います」(スポーツライター)

 若い監督の多いペナントレースに、「落合監督」が再び刺激を与える。これこそ、ファンが望む落合氏の姿かもしれない。はたして、GM失脚による球界内での悪評を払拭できるような“逆転アーチ”を放つことができるだろうか──。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月06日 15:30

    1991年10月から毎年、春と秋の改編期に放送される「TBSオールスター感謝祭」。TBSの人気番組や新番組に出演する俳優やタレントらがクイズやゲームで競う、いわば番宣番組だ。今年は4月4日に放送されたのだが、番組の名物コーナー「赤坂5丁目マ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク